テニス上達の近道!

〜元オリンピック強化スタッフ&元日本代表コーチの田中信弥が  テニスを通してあなたの人生が豊かになるお手伝いをさせて頂きます〜

2013年10月

■「この“テニス最新事情”を、あなたはどのように料理されますか?」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■あらかじめ、お伝えしておきます。

今回の話も、1回では終わりません。

それくらい大切な話であり、あなたのテニスの将来を決めるものでもある
からです。


■この話を、「そんな大げさな・・・」と捉えたのであれば、

それはもったいなさすぎます。

なぜなら、いつの時代も、そしてテニスに限らず、

「常に新たなトレンドが生まれ、トレンドに乗り遅れた場合、
置いてきぼりを喰う!」

という、厳しい現実があるからです。

*(のちのち、詳しくお話ししますが、世界トップ選手の現役活躍年数にも、
  トレンドを感じることが大きく関係しています)


■そして・・・

「投資もしかり。

トレンドの初動を捉えることができるかどうか?

ここに、大きな利益を取れるか? 否か? の8割がかかっている!」

という現実があることからすれば、

「今、まさに始まろうとしている、新たなトレンドに乗り遅れないで
ください!」

このように思うのは、“親心”としてはごくごく自然な感情。

*(親ではありませんが・・・(笑))


■ということで、

「まずは、話半分に聞いておくか・・・」

くらいの軽い気持ちからで構いませんので、

「テニスの新たな見方を勉強してみてください!」


■その後、

「おぉ、これは大変なことだ。

自分もトレンドに乗らなければ!」

とお感じになったなら、その段階で本格的に乗ることをお考えくださればと
思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「正確にご理解いただくには・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■非常に長い期間がかかります。

合間に、いつものテニス上達情報、

1・「世界トップ選手のテニスを、あなたのテニス上達に生かす!」

2・「頂いたご質問から、あなたのテニス上達に役立つものをご紹介!」

これらを挟み込むことも、その一因です。

そのため、焦らず、あくまでも自然体で私からのメールを
お待ちくださればありがたく存じます。


■大丈夫です。

世界トップ選手のトレンド変換は、かなり早い周期で行われますが、

*(小さなトレンドは、約半年で“その顔”を見せます。

  もちろん、その全てが完全にトレンドになるわけではありませんし、
  完全なトレンドになるには、数年、かかるのが普通です)

ウィークエンドプレーヤーの世界では、そこまで早くはありません。


■そのため、ここでジックリ勉強された後、

「よしっ、決めた! トレンドに乗るぞ!」

と、腰を上げられても、十分に間に合います。


■大事なことは、トレンドが発生しているという事実。

そして、

「テニスは生涯スポーツ。

そのため、数十年の歴史の中では、当然、テニススタイル、テクニック、
道具、ルール等の変化(進化)がある。

変化を敏感に察知し、変化に対応しなければ、

『ダーウインの進化論』で言えば、生き残ることができない。

だから、生き残るためにトレンドを学ぶぞ!」

この気概を持っていただくこととなります。


■それでは、次回以降から本題に入らせていただきます。

今日のところは、以下に頂いたご質問への返答で、
ウォーミングアップを行っておいてください。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「昨日・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「スリクソンのボールでゲームをいたしましたが、硬くて、よく跳ねて
苦戦しました。

調べてみると、小生が今使っているダンロップ・フォートは少し時代遅れで、
中高年向きのボールのようですね?

現在78歳で、途中でゴルフに転向していた時期があり、

テニスを楽しんだ期間は40年くらいかと思いますが、

長年慣れ親しんだダンロップ・フォートは、世界のテニスから立ち遅れている

のでしょうか? T・K  


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「お答えします!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「YESであり、NOでもあります!」

的を得ないご返答で申し訳ありません。

ただ、ボールの質に対しては、私も苦い思い出がありますので、
何とも曖昧な返答となってしまうのが、現実のところ。


■ただ・・・

「何を持って良しとするか!」で変わりますが、

「ダンロップフォートの打ちやすさ、コントロール性の高さは、

間違いなく“世界最高峰”!」

と言えます。


■もちろん私は、世界にある全てのボールを打ったわけではありません。

そのため、私自身の海外遠征先で打ったボール。

伊達選手等、世界で戦う選手に帯同したときに打ったボール。

「これらの中で・・・」

という限定はつきます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「ですが・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■主要な国のいくつか、

*(アメリカ、スペイン、オーストラリア、イタリア、タイ、インドネシア、
  マレーシア、台湾、香港・・・etc)

ここで打ってきたことを考えると、

「あながち間違いではないのでは?」

とは感じています。


■ご承知の通り、これらの国で使われているボールは、

「基本的にボールは、1回使ったら捨てるもの!」

という発想で作られているため、当然、品質はそれほど良くなく、
そのかわり値段が安いのが特徴だからです。

*(それでも、トーナメントで使われるものは、品質規定をクリアしています)


■そのため、

「ダンロップフォートは、値段は高くても品質は世界最高峰!」

というところに話が落ち着いても、なんら不思議はないと考えています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「問題は、“ここから”です!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「それじゃぁ、何も問題ないじゃぁありませんか?」

という風にお感じになるかもしれませんが、冒頭で申し上げた、

・「私も苦い思い出がありますので・・・」

・「何を持って良しとするか!」で変わります

ここに、話がつながってきます。


■つまり・・・

「世界最高峰の品質を誇るボールは、世界で一番使われているわけではない!」

この事実が、私を含め、多くの方にのしかかったのです。


■具体例を挙げますと・・・

「あれっ? 日本で打つ感覚でボールを打ったら、

全く相手コートに入らないぞ。

どっ、どうしよう???」


■私だけでなく、たくさんの選手がこのような苦境に立たされたのです。

そのとき、悟りました。

「ダンロップフォートは品質が良すぎる。

テクニックがなくても、面の向きさえ合っていれば、相手コートに返球できる。

でも、世界は違う。

自らが、最高に正しい打ち方を身につけ、ボールを“ひっつぶして”
打たなければ、相手コートに思うようにコントロールすることなど不可能。

これが、日本のテニスが世界で通用しない一つの問題だぁ!」

*(昔の感想です。

  今や、世界トップ100〜200位に複数の選手が入っています。

  つまり、正しい打ち方をしている証拠であり、みな、ボールを
 “ひっつぶして”打ってくれています。(頼もしいぃ〜))


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「ですから・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■冒頭でいただいたご質問。

    ↓

「長年慣れ親しんだダンロップ・フォートは、世界のテニスから立ち遅れて
いるのでしょうか?」T・K  


■こちらには、

「品質で言えば、立ち遅れているどころか、世界最高峰。

ただし、世界の多くの人が慣れ親しんでいるボールからすれば“異質”!」

このような結論となるでしょう。


■追伸1:

スリクソン、私もコントロールするの大変です。

(普段以上にスピンをかけ、“カッ飛ばない”ように注意しています。)

一緒に頑張りましょう。


■追伸2:

実は・・・

「ボールも日本独自なのですが、コートサーフェスも世界と比べると異質です。」

この話は、今度、ゆくりと。


■追伸3:

今日のお話は、

「日本の常識は、世界の非常識!」ではなく(笑)、

「世界トレンドと日本トレンドの違い!」

でした。


■最後までお読みいただき、心から感謝しております。


田中信弥


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸4:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「生涯、勝ち残るために必要なショット!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■先日にご紹介させていただたいた、“三好様のテニスレポートまとめ版”。

多くの方から、

・「良いものをご紹介くださりありがとうございました!」

・「レポート7枚を書いた三好様。それをまとめた田中さん。
  
  本当にご苦労様でした。素晴らしいです!」

・「早速、コピーし、見てから練習に出かけるように癖づけています!」

このようなお声をいただきました。


■こちらこそ、ご感想&ご活用くださり、御礼を申し上げます。

また、レポートを作成くださった三好様におかれましても、

「このようなお声をいただけたことが、何より!」

と思われていることと想像しています。


■これからも、このような機会がありましたら、積極的にご紹介できればと
考えております。

そのような意味でも、今後とも、このメルマガを楽しみにお読みくだされば
ありがたく存じます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「マレー選手、年内休養決定!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■残念なことに。

今年のウィンブルドンチャンピオンであるアンディ・マレー選手の、
年内休養が確定的となりました。

これは、その年の世界トップ8による戦いである最終戦を、

「欠場する!」

と表明したことで、わかりました。(年明けから復帰となるのでしょう)


■これは、もちろん残念なことではありますが、ちょうど今、

「今夏のマレー選手の戦績ダウン分析を、あなたのテニスに生かす!」

というお題目を走らせているところでもありますので、

「復帰後は、その全てを改善し、再びグランドスラムで優勝してくれる姿を
見たい!」

との思いも湧いてきました。


■ということで、後一つ。

今夏、気になったマレー選手のプレー。

こちらを共有させていただくことにします。

あなたのテニス上達に生かしてくだされば、幸いに存じます。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「セカンドサービスの遅さをどうするか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■先々週は、東京でジャパンオープン、中国ではチャイナオープン。

今週は、同じく中国で上海マスターズが開催されていました。

その多くの試合を見ましたが、

「強力セカンドサービスがなければ、今後、サービスキープはどんどん
難しくなる!」

このことを、ヒシヒシと感じました。

*(これからのトレンドは、強力なセカンドサービスの標準整備!)


■もちろん以前から、この兆候はあるわけですが、

「マレー選手のように、ファーストサービスとセカンドサービスの
スピード差があっても、まだまだ勝てる!」

こんな気配があったのも事実です。(実際、マレー選手は勝っています)


■ただ、トレンド的にみれば、

「それも、そろそろ限界に近づいてきた!」

このように感じています。(特に、この数週間で確信に変わりました)


■ジャパンオープン優勝&準優勝者である、デルポトロ選手&ラオニチ選手。

彼らのサービスは、ファーストサービスはもちろんのこと、
セカンドサービスも物凄い。

ジャパンオープン前週に行われたタイオープンでは、

「セカンドサービスで225キロのエースを放った!」(ラオニチ選手)

こんな一幕もあったほどです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「裏を返せば・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「リターンテクニックの進化が尋常でない!

だから、セカンドサービスでもエース級のものが必要になってきた。」

このような背景も隠れており、この流れが変わることはなさそうです。


■もちろん、ラオニチ選手のセカンドサービスまでとはいかなくても、
ナダル選手、ジョコビッチ選手等も、明らかにセカンドサービスのスピード、
質がアップしてきています。

すると、今後。

「今までは、あまり問題視されなかっマレー選手のセカンドサービスの遅さが
一気に表面化!」

という事態になるかもしれません。


■一時は・・・

「マレー選手のセカンドサービスの遅さが、良い意味でチェンジアップに
なって効いている!」

とコメントされていたこともありますが、このマッケンロー氏の言葉を聞けなく
なる可能性も出てきたわけです。(これはこれで、寂しいです)


■ただ。

マレー選手の現在のコーチは、イワン・レンドル氏。

ということで、「この休養中にも、セカンドサービスを改善してくるのでは?」

とも考えています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「なぜなら・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■往年のテニスファンであればご存知の通り、

「イワン・レンドル氏も、晩年にセカンドサービスを大幅に速くした!」

こんな過去を持っているからです。


■これは、宿敵ジョン・マッケンロー氏が、セカンドサービスを叩いてきたり、
リターンダッシュを繰り返してくることに業を煮やし、

「セカンドサービスを鍛える必要がある!」

ということで改良した経緯があるわけですが、

「当時としては、異例の速さのセカンドサービス!」

というまでの変化を見せてくれました。


■ですから、同じような境遇にさらされつつある愛弟子のセカンドサービス。

こちらの改良にかかることが、十分に考えられるわけです。


■ただし。

ここが難しいところで、

「マレー選手が、速いセカンドサービスを打てるかどうか別問題!」


■そうです。

考え方、意識の持ち方としては、

「セカンドサービスを、今までより速く、正確にしなければならない!」

となったとしても、実際に実現できるかどうかは未知数となります。


■それゆえ、

「来年、マレー選手が復帰したとき、一体、どのようなセカンドサービスと
なっているか?」

ここに要注目です。


■ちなみに。

スイスNO、2であり、現在、世界ランキング8位に位置する
ワウリンカ選手。

彼も明らかにセカンドサービスを大きく改善したことで、
世界トップ10に入ってきた感があります。

*(もちろん、ストロークの凡ミス。

  上手くいかないとき、すぐに癇癪を起すところなどを改善してきたことも
  寄与していますが・・・)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「セカンドサービスを鍛えてください!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■そこで今回。

生涯、あなたが勝ち残るために必要なショットとして、セカンドサービスを
挙げたわけですが、これがなかなか一筋縄ではいかない。


■なぜなら、私は知っているのです。

「多くのウィークエンドプレーヤーの方は、ファーストサービスの練習時間に
比べ、圧倒的にセカンドサービスの練習時間が少ない!」

この現実があることを。


■逆なのです。

私も現役の途中で気づきましたが、

「ファーストサービスの確率は、良くて50〜60%。

すると、2ポイントに一回はセカンドサービスを打つことになる。

そのとき、ポイントを失い続けたら?

計算上、ファーストサービスが入った時に全ポイント取らなければ、
サービスキープが不可能となる。

これは、試合に勝てないことを意味している。

鍛えるべきはセカンドサービスだ!」

これが現実です。


■ならば、あなたもセカンドサービスを中心に練習することが、
確率論的にみても、精神的な観点からみても、得策となります。

是非、世間の流れに逆らい、セカンドサービス中心の練習に
切り替えてください。


■追伸1:

私も・・・

「一時期、セカンドサービスばかりを練習しました。

それは、練習時に限りません。

試合中も、一切ファーストサービスを打たず、負けてもセカンドサービス
だけで戦う時期を作ったのです!」

頑張ってください。応援しています。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸2:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「なぜ? 65歳のこの方がテニス上達を実現できたのか!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■今日は、ベストセラー著書であり、東日本大震災復興支援のため、
印税を全額寄付させていただいている・・・

「テニスは頭脳が9割」

こちらの巻末に、写真付きでコメントくださった三好雅也様から、

すばらしいお手紙を頂きましたのでご紹介させていただきます。


■今回。

三好様は、レポート用紙7枚以上にのぼる量のご報告をくださいました。

「げっ? テニス上達にレポート7枚以上・・・」

もちろん、このように思われることもあるかもしれません。


■ですが・・・

「そこが“ミソ”!」

つまり、「自己最高戦績を更新しました!」とおっしゃる多くの方が、
三好様と同じように、“レポート”を書く習慣があるのです。

*(レポートに対し、堅苦しいイメージをお持ちの場合は、

 “まとめ”みたいなものを想像してくださるとよいかもしれません))


■「なぜ、レポート(まとめ)を書くと、過去最高戦績を収めることが
できるのですか?」

というご質問にお答えするには、今日は時間がなさすぎます。


■ですから今日は、三好様のレポートから、“何か”を感じ取って
くださるだけで結構です。

それだけでも、「レポートを書くと上達する!」意味をお感じになられると
思いますから。

*(このメルマガで言えば、10回分くらいの分量があるほどのご報告量。

  割愛、割愛でお伝えさせていただきますが、あなたのテニスに役立つもの
  ばかりですので、楽しみながら勉強してくださればと思います)

    ↓

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「私とテニス!」by三好雅也

(平成23 年11月19日、65歳の誕生日に著述)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■CONTENTS

1 ; 田中信弥 語録&セオリー

2 ; 雅也的 テニス雑学

3 ; ダブルスを楽しもう

4; 追伸:自分への提言(反省?)


■「65歳を機に、今ではライフワークと成ったテニス。

コーチングやレッスンを受け、学び、習得した技術を、知識として書き留めて
きました。

*(“迷い”、“スランプ”に陥った時のためにです)


■そして、たくさんの方から手ほどきを受け、様々なメソッドを摘み食いし、
行き着いた先が田中信弥プロのDVDとレッスンメールです。

この“まとめ”においても、田中プロの教えが主要な部分を占めています。」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1・「田中信弥 語録&セオリー! 」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1・ テニスはミスするスポーツ

2・ フォームが良くてもミスはする(ミスは上達のヒント)

3・ フォームが良くなったら、必要以上にフォームを気にしない

4・ フォームを改善する際は、大げさな動作で行う

5・ ミスを恐れ、押し出す打ち方になっていては、いつまでたっても本物の
   ショットは得られない

6・ 薄いグリップのプレーヤーには、高いボール、遅いボールが有効

7・ 攻撃的なリターンをしない相手には、サービス&ボレーが有効

8・ ダブルスにおける、ボールの飛んでくる比率は、
   ストレート:ロブ:クロス=1:2:7

9・ 戦略(全体の作戦) 戦術(展開方法) 武器(技術)を考え、
   プレーシステムを作ろう!

10・理論と実践は“ズレ”る事を知ろう


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2・「雅也的 テニス雑学!」

(私程度のレベルが体得した、各種ショット毎の要点!)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■サービス

1・コートはボウリングのレーン、ネットに仮想スパッツを描き、
  そこをめがけてサーブを打つ

2・サーブは攻撃の始まり。

3・ダブルフォルトを防ぐには、回転が必至!

4・トスしたボールの下側にラケットを入れ、上方向に振り上げる

5.確率が上げるまでは、相手のリターンポジションに左右されず
  サービス練習(自分のサーブの確立)

6・次に、コースの打ち分けに挑む

7・トスを上げた手は、出来る限り長く保ち、肩を開かない事で回転や
  スピードアップを計る



■ストローク

1・相手の動きに惑わされない(相手を気にし過ぎるとミスがでる)

2・相手の球の速度に合わせて打点に行かない

3・一呼吸おいて打つ

4・予測したヒットポイントに素早く動く

5・フォアハンドストロークで、たくさん打つ

  (バックハンドも大切ではあるが・・・)

6・テークバックしたとき、腰より後ろにグリップがいかないようにする



■ボレー

1・シングルスはもちろんのこと、ダブルスにおいて重要な武器

2・上半身をお越し、下半身はどっしり

3・膝を曲げ、相手のヒットポイントを注視

4・ボールを上から見てヒットするのでは無く、正面or下部を捕える

5・ステップインすれば ラケットフェースは勝手に上手くスライドするので、
  決してラケットをスライスダウンさせない

6・構えは、ラケットを身体の前

8・ラケットの引き過ぎは禁物

9・フットワークは細かく、いつボールがきても対処できる準備を

10・通常のボレーとドロップボレーでは、ボールタッチが異なる


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3・「ダブルスを楽しもう!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1・シングルスとダブルスでは、ゲーム運び、ショットの使い方、
  攻撃と守備の組立て等が全く違う(異質な競技)

2・前衛の役割は、相手のリターンやショットのコースを狭めること

3・必要なのは、相手が動いて打たなければならない場所への配球

4・自分達の、長所・短所を分析し、 攻撃パターン、守備パターン、
  フォーメーションを決める

5・チャンボール(ポーチ等)の決定率を、70%以上に

6・ミスを恐れすぎ、相手コートに安易な返球をするとペアーが逆襲にあう

7・ペアーとして戦うには、信頼と寛容が大切

8・形勢挽回には、コートチェンジの際にワンポイント作戦が有効

9・ 平素のお遊びゲームも真剣に(課題練習の時と考え)

10・ゲームセットの瞬間まで、粘り強くダブルスを楽しむ


■追伸:

パートナー選びは、最良の伴侶を見つけるより難しい。

信頼感、己の技量、フィジカル、メンタル等を磨き、
ペアーから信頼と敬意を受けれるようにすることが大切

以上。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「ここまでお読みくださったあなたに、心から御礼を申し上げます!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■そして・・・

「三好様、こんな貴重なレポートを、65歳のお誕生日に作成してくださり、
本当にありがとうございます!」

内容としましても、テニスの重要な基礎をしっかりと押さえられたものと
なっており、大変すばらしい出来栄えです。


■特に・・・

「パートナー選びは、最良の伴侶を見つけるより難しい!」

これは、今年の流行語大賞にしても良いくらい(笑)、本質的かつ難しい問題。

「自らを鍛え、選らんでいただける人間にならなければならないなぁ!」

と、私自身、考えてしまいました。


■これからも、今のまま突き進んでくださればOKです。

探究心、実践、フィードバック。

この全てを兼ね揃えているので、ますます伸びていかれることが想像できます。

今後とも、一緒に成長していけることを楽しみにしております。

ありがとうございました。


田中信弥


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「最後に!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「テニスを上達させたい!」

と願われる方は、世にたくさんいます。

そこで私は、テニス上達の最短方法をお教えするのですが・・・

「現実、できる方とできない方に別れます!」


■その一つが、今回のように書くこと。

三好様だけでなく、サッカーの本田選手、ボクシングの亀田三兄弟等。

自らの“まとめ”を書くことは、多くの結果を出している方々が実践している
上達法です。


■また、「瞬間直し(R)実践会」の会員様でも、先日、お二人ほど大会で
優勝されましたが、

「会員フォーラムに報告しまくり!」

の方々でした。


■そう。

方法論は、すでにあるのです。

後は、やるか、やらないか、だけ。

お互い、成果の出る方法をやり続けましょう。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「ちょっと難しいテニスのご質問に、できる限りお答えしました!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■今日は、ご質問にお答えします。

      ↓


■いつもメールを、楽しく拝見させていただいております。

また、単発ですがDVDも購入して、日々、研究しております。

ただ、その中でいつも、

「股関節をロックしてください!」

「肩甲骨を正しく使ってください!」

というお話が出るのですが、体の使い方を今一つ理解できない状況にあります。

初歩的な質問で申し訳ありませんが、ご回答いただけると助かります。

匿名希望より


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「股関節、肩甲骨の使い方を簡単に述べると・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■フィギアスケートの選手が、その場で高速回転する演技をされますね。

あれが、一番わかりやすい、股関節と肩甲骨を正しく使った例となります。

*(体を一本の軸として使っており、そこには足や手の単独の動きが
  ありません。)


■上記の例でわかりづらければ・・・

「“かかし”を高速回転させた状態で、ボールを打つ!」

というのはいかがでしょう?

*(あくまでも、“ざっくり”としたお話しですが。)


■とにもかくにも、お伝えしたいことは“こう”です。

昔、言われたような、

「ボールは、後ろから前への体重移動で打ってください!」

これだけは避けなければなりません。

*(間違えないでください。

  推奨しているのではありません。

 「避けてください!」とお願いしています。)


■なぜなら・・・

体重移動で打つ = 

股関節、肩甲骨のロックを外して打つことで実現 =

世界トップ選手の打ち方である、体の回転運動で打つことにならない。

こんな“偽物”の世界に入っていってしまうからです。

*(世界トップ選手をご覧になればおわかりの通り、

  体重移動でボールを打つ選手はいません)


■そのため、股関節をロックして打つ&肩甲骨を正しく使う。

と、口が酸っぱくなるまで申し上げるわけです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「体重移動で打つと、一体、何がいけないのか?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■一つは・・・

「力を後ろから前に与えているように見え、実は力を逃がしているだけ!」

体の軸を動かしながら打つのが体重移動打法です。

そして、その体重移動でさえ正しくできている人はいません。

*(正しくできているからと言って、お勧めするわけではありませんよ)


■すると、せっかく両足の間(両股関節の間)に貯めた力を分散させることに
なってしまい、結果、下半身の力を使わず打つことになっているのです。

*(これが、「股関節のロックが外れる」と、私が表現する部分です)

これでは、力がボールに伝われなくて当然。

そのため、

「威力がでない!、威力がでない!」

と、嘆かれる方が後を絶たないのです。

*(実は、自らで威力がでないようにしているだけです)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「もう一つは・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■運よく、体重移動が上手くいったとしても、

「向かってくるボールと、自らの前後運動が衝突!

猛烈なエネルギーを生み出してしまい、とてもコートの中に納まるボールとは
ならない。」

こんな現象を引き起こしてしまうわけです。

*(野球のように、距離を出してもよいスポーツであれば、
  問題ない打ち方となります)


■そして、この打ち方でコートの中にボールを入れようとすると・・・

「スイングスピードを落とし、手加減、さじ加減で入れなければならない!」

つまり、

「世界トップ選手のように、全力で打ってコートの中にボールを納める!」

この世界とは、どんどん真逆に進んでしまうのです。ことができる!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「ですから・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■股関節をロックし、両足の間に力を貯めておく。

その力を回転運動に乗せ、ボールを引っ叩く。


■するとめでたく、

世界トップ選手の打ち方 = 

フィギアスケート選手の回転 =

体幹が固定された“かかし”が、体の力(体の中心)でボールを打つ

*(手足の動きが、規定の中で制限された形で打つことが、体幹で打つことと
  なります)

この“本物”の打ち方の世界を、手に入れることに成功されるわけです。


■言葉にすると、非常に表しづらい世界です。

が、少しでもあなたのテニス上達にお役立ていただるなら、
これほどうれしいことはありません。

これからも、頑張って“本物”を追及してください。

心から応援しています。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
About us
田中信弥画像

日本のトップジュニアとして活躍後、法政大学在学中にプロ選手を連破し、プロに転向。 その後、全日本選手権ベスト4、全日本ローンコート選手権ベスト4、関東オープン準優勝、 神奈川オープン、東北オープン優勝等を収める。日本プロランキング7位。

委嘱状

現役引退後は、伊達公子氏のアメリカ遠征に2年連続同行し、 ナショナルコーチ及びオリンピック強化スタッフを歴任。 男女日本代表選手の指導、ジュニア日本代表の育成に従事し、 (財)日本テニス協会強化副委員長も務めました。 更には、日本体育協会テニス上級コーチも取得。

プロサッカーチーム、鹿島アントラーズとの提携ではじめた 「鹿島アントラーズテニスクリニック」では、月2回、たった90分のクリニックで、 進学校生を地元史上初めてインターハイに出場させる。 地元では「オリンピック選手を輩出したに等しい」との評価を受け、 その模様は雑誌「T・テニス」にて3回にわたり掲載されました。

又、年間200回に及ぶオンコートテニスセミナーを全国で開催し、 「脳の仕組み」、「体の仕組み」を利用した最短時間上達法 「瞬間直し(R)」 を伝授。

その指導法は、NHK中国地方版ニュース、NHK鳥取地方版ニュースにて 「田中信弥の指導法」としても紹介されました。 その他、NHK全国版技術特集、TV東京「おはスタ!」、東海TV等々に多数出演。 雑誌「T・テニス」においては、「ファイルレッスン(カラー16ページ:読者ランキング1位)および 「基本の強化書(カラー6ページ)」を大好評連載しました。

非常識なテニス上達法則!

あなたがテニスを練習する上で役立つヒントやポイントが満載のEメールセミナーを配信中!ご登録はこちら!
QRコード
QRコード