■こんにちは、田中信弥です。
いつもお読みくださり、心から感謝しております。
■世界男子テニスの最終戦。
マスターズ選手権が終了しました。
優勝は、ジョコビッチ選手。
準優勝はフェデラー選手。
ベスト4にマレー選手とデルポトロ選手というように、4人全員がグランド
スラムのタイトルホルダーという、豪華な戦いとなりました。
■もちろん、フェレール選手、ベルディヒ選手、ツォンガ選手、
ティプサルビッチ選手も健闘しましたが、やはり“トップ4”の総排気量は
ちょっと違う。
「F1カーとF2カーで競争している感じ!」
どうしても、これくらいの差が見て取れてしまいます。
*(というか、“トップ4”が超人的にも見えます。)
■そのため“トップ4”の戦いは、マレー選手がコメントしたように、
「わずか、1ゲームほどの差もない中での戦い!」
この形容が見事に当てはまるほどの厳しさ。
■ただ、私はもう一歩進んで、このようにお伝えしたいです。
「最後の1本まで、結果がわからない世界の到来!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「最近のマレー選手は・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2大会連続で、マッチポイントを取った所から負けています。
一つは、ジョコビッチ選手との上海での決勝。
ファーストセットアップ、セカンドセットで5本のマッチポイントが取れずに
敗退。
続いて、パリで開かれた大会。
前回ご紹介したヤノビッチ選手に対しても、、同様な流れで敗れました。
■そして、近年有名になった、ジョコビッチ選手のマッチポイントを掴まれて
からの大逆転劇の多さ。
*(全米オープンで、フェデラー選手相手に2年連続で大逆転劇を達成した
時は、世界中の手テニスファンが驚きを禁じ得ませんでした。)
これらを統合して考えると、
「最後の1本まで、結果がわからない世界の到来!」
このような厳しい結論が導き出されるわけです。
■言うなれば、現在の“トップ4”の世界は、
「マッチポイントも、セットポイントもない世界!」
そこまでの過程はありながらも、単純に最後の一本。
最後の一本を取った方が勝つ。
当たり前ですが、この論理が色濃く出始めています。
*(マスターズの決戦もそうでした。
フェデラー選手はファーストセットを取る寸前までいきました。
セカンドセットもセットポイント2本。(しかも、自分のサービス)
これが取れないで、逆転負けを喫しました。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「昔はもっと穏やかな“流れ”が多かった!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・「あっ、今は○○選手の方に流れが行っている。」
・「おっ、これで▲▲選手が勝つな!」
なんて感じで、発展途上のテニスフリークの方であっても、先行きを感じる
ことのできる試合があったのです。
■ところが今や、毎回が激流の川下り。
・「マッチポイントを掴んだ。まだまだこれから何が起こるかわからない!」
ゴール間近であっても、先行き不透明。
言うなれば、ボートが岸についたのを確認したところで、
「助かったんだぁ!」(「勝ったんだぁ!」)と、やっと安堵を感じられる。
こんな厳しいゲームを強いられているわけです。
■もちろん、川下りを始めた瞬間から激流。
そう、岸につく直前だけに激流があるのではなく、スタート地点から激流。
そのため、少しでも気を抜いた運転をしようものなら、数百年もの間、
水の中にされされながらも、ビクともしなかった巨大岩に激突。
「船が“木端微塵”に!」
こんな憂き目にあうことも必至です。
*(試合の流れを一気に持っていかれ、挽回不可能の世界に引きずり込まれる。)
■そのため、最近私も・・・・
「“トップ4”の戦いに、戦前予想は必要ない!
最後の最後まで試合を見続けなければ、誰も結果を当てることなど
できないから。」
こんな感覚に変わってきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「“トップ4”の感覚を、あなたのテニスに当てはめると・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■以前から私は、
「流れは3ポイント連続で取ると変わる!」
このように言い続けてきました。
■ですが、“トップ4”の世界は違います。
「流れが、たった1ポイントで変わる!」
マッチポイント、セットポイント、ゲームポイント。
そこに至るまでの全てのポイント。
それら全てが最後の一ポイントのような意味を持ち、常に崖っぷちで戦う
棋士のような様相。
見方を変えれば、「スリリングの連続!」、「流れが見えない!」のです。
■そこで、あなたにご提案。
心情だけでも良いので、
あなたもスリリングな激流の川下りを楽しんでください。
■もし激流の川下りが“ピン”と来ない場合は、
「高さ50mもある渓谷の上で、手すりなしの架け橋を渡り歩いている!」
こんなイメージでも良いでしょう。
■とにもかくにも、初めから終わりまで気を抜かない。
今までに比べ、トップエネルギーを保持する時間が長い。
そんな精神状態をキープしながら、試合を行って頂きたいのです。
■すると・・・・・
「1ポイントの重みが、今までと全く違う!」
こんな精神的変化を感じるようになるはずです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「その先には・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■あなたの精神世界に革命が起こり、今までよりポイント取得率が高くなる。
諦めなくなり、いつからでも挽回可能な強靭な気持ちを持てるようになる。
一番大きな変化は、テクニックを進化させたわけではないのに
好結果を生みだす。
こんな善環境が待っています。
■日本人的に言うと、
「心頭を滅却すれば火もまた涼し!」
つまり、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じなくなる。
置かれた状況を嘆かず、心を強く持つことでピンチをしのげるようになる。
*(火さえも涼しく感じられるようになる。)
こんな教えが合致するかもしれません。
■“トップ4”は、間違いなくこの境地にいます。
我々も、少しでも近づこうではありませんか!
■いつも最後までお読みくださり、まことにありがとうございます。
田中信弥
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
いつもお読みくださり、心から感謝しております。
■世界男子テニスの最終戦。
マスターズ選手権が終了しました。
優勝は、ジョコビッチ選手。
準優勝はフェデラー選手。
ベスト4にマレー選手とデルポトロ選手というように、4人全員がグランド
スラムのタイトルホルダーという、豪華な戦いとなりました。
■もちろん、フェレール選手、ベルディヒ選手、ツォンガ選手、
ティプサルビッチ選手も健闘しましたが、やはり“トップ4”の総排気量は
ちょっと違う。
「F1カーとF2カーで競争している感じ!」
どうしても、これくらいの差が見て取れてしまいます。
*(というか、“トップ4”が超人的にも見えます。)
■そのため“トップ4”の戦いは、マレー選手がコメントしたように、
「わずか、1ゲームほどの差もない中での戦い!」
この形容が見事に当てはまるほどの厳しさ。
■ただ、私はもう一歩進んで、このようにお伝えしたいです。
「最後の1本まで、結果がわからない世界の到来!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「最近のマレー選手は・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2大会連続で、マッチポイントを取った所から負けています。
一つは、ジョコビッチ選手との上海での決勝。
ファーストセットアップ、セカンドセットで5本のマッチポイントが取れずに
敗退。
続いて、パリで開かれた大会。
前回ご紹介したヤノビッチ選手に対しても、、同様な流れで敗れました。
■そして、近年有名になった、ジョコビッチ選手のマッチポイントを掴まれて
からの大逆転劇の多さ。
*(全米オープンで、フェデラー選手相手に2年連続で大逆転劇を達成した
時は、世界中の手テニスファンが驚きを禁じ得ませんでした。)
これらを統合して考えると、
「最後の1本まで、結果がわからない世界の到来!」
このような厳しい結論が導き出されるわけです。
■言うなれば、現在の“トップ4”の世界は、
「マッチポイントも、セットポイントもない世界!」
そこまでの過程はありながらも、単純に最後の一本。
最後の一本を取った方が勝つ。
当たり前ですが、この論理が色濃く出始めています。
*(マスターズの決戦もそうでした。
フェデラー選手はファーストセットを取る寸前までいきました。
セカンドセットもセットポイント2本。(しかも、自分のサービス)
これが取れないで、逆転負けを喫しました。)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「昔はもっと穏やかな“流れ”が多かった!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・「あっ、今は○○選手の方に流れが行っている。」
・「おっ、これで▲▲選手が勝つな!」
なんて感じで、発展途上のテニスフリークの方であっても、先行きを感じる
ことのできる試合があったのです。
■ところが今や、毎回が激流の川下り。
・「マッチポイントを掴んだ。まだまだこれから何が起こるかわからない!」
ゴール間近であっても、先行き不透明。
言うなれば、ボートが岸についたのを確認したところで、
「助かったんだぁ!」(「勝ったんだぁ!」)と、やっと安堵を感じられる。
こんな厳しいゲームを強いられているわけです。
■もちろん、川下りを始めた瞬間から激流。
そう、岸につく直前だけに激流があるのではなく、スタート地点から激流。
そのため、少しでも気を抜いた運転をしようものなら、数百年もの間、
水の中にされされながらも、ビクともしなかった巨大岩に激突。
「船が“木端微塵”に!」
こんな憂き目にあうことも必至です。
*(試合の流れを一気に持っていかれ、挽回不可能の世界に引きずり込まれる。)
■そのため、最近私も・・・・
「“トップ4”の戦いに、戦前予想は必要ない!
最後の最後まで試合を見続けなければ、誰も結果を当てることなど
できないから。」
こんな感覚に変わってきました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「“トップ4”の感覚を、あなたのテニスに当てはめると・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■以前から私は、
「流れは3ポイント連続で取ると変わる!」
このように言い続けてきました。
■ですが、“トップ4”の世界は違います。
「流れが、たった1ポイントで変わる!」
マッチポイント、セットポイント、ゲームポイント。
そこに至るまでの全てのポイント。
それら全てが最後の一ポイントのような意味を持ち、常に崖っぷちで戦う
棋士のような様相。
見方を変えれば、「スリリングの連続!」、「流れが見えない!」のです。
■そこで、あなたにご提案。
心情だけでも良いので、
あなたもスリリングな激流の川下りを楽しんでください。
■もし激流の川下りが“ピン”と来ない場合は、
「高さ50mもある渓谷の上で、手すりなしの架け橋を渡り歩いている!」
こんなイメージでも良いでしょう。
■とにもかくにも、初めから終わりまで気を抜かない。
今までに比べ、トップエネルギーを保持する時間が長い。
そんな精神状態をキープしながら、試合を行って頂きたいのです。
■すると・・・・・
「1ポイントの重みが、今までと全く違う!」
こんな精神的変化を感じるようになるはずです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「その先には・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■あなたの精神世界に革命が起こり、今までよりポイント取得率が高くなる。
諦めなくなり、いつからでも挽回可能な強靭な気持ちを持てるようになる。
一番大きな変化は、テクニックを進化させたわけではないのに
好結果を生みだす。
こんな善環境が待っています。
■日本人的に言うと、
「心頭を滅却すれば火もまた涼し!」
つまり、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じなくなる。
置かれた状況を嘆かず、心を強く持つことでピンチをしのげるようになる。
*(火さえも涼しく感じられるようになる。)
こんな教えが合致するかもしれません。
■“トップ4”は、間違いなくこの境地にいます。
我々も、少しでも近づこうではありませんか!
■いつも最後までお読みくださり、まことにありがとうございます。
田中信弥
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━