テニス上達の近道!

〜元オリンピック強化スタッフ&元日本代表コーチの田中信弥が  テニスを通してあなたの人生が豊かになるお手伝いをさせて頂きます〜

2012年01月

■「ジョコビッチ&ナダル選手から、あなたが学ぶべきこと!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■歴史的な試合となった、全豪オープン男子男子シングルス。

6時間近くの死闘を演じた、ジョコビッチ選手とナダル選手には、
ただ、ただ敬服するばかりです。

(本当に素晴らしい決勝戦を見せて下さり、ありがとうございます。)


■しかし、何と言うことでしょう!

「テニスは、年々、恐ろしい勢いでスピード化している!」

厳然たる事実がある中、グランドスラム決勝戦の最長試合記録。

「まさに、2人のテニスレベルが恐ろしく高いために起こった現象!」

こんな風に言えるのではないでしょうか。

*(普通の選手であれば、すぐにミスを犯すであろう強力なショットでさえ、
  2人の手にかかれば、意図も簡単に返球。

  結果、ラリー回数が著しく増え、試合時間が長くなったわけです。)


■残念ながら、私が大好きなマレー選手とフェデラー選手は準決勝で
姿を消してしまいました。

ただ、彼ら2人も決勝戦で歴史を作ったジョコビッチ選手、
ナダル選手とは同格。

「やはり、この世界トップ4の実力は“ズバ抜けている”!」

改めて、この現実を垣間見たしだいです。

*(もちろん、この4強の一角に、錦織圭選手が入ることを切に願っています。

  そのときこそ、“日本のテニスで日本中が大フィーバー”の時期を
  迎えるからです。楽しみです。)


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■「そんな中・・・・・」
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■ジョコビッチ選手、ナダル選手の進化をあなたのテニスに生かして欲しいと、
こちらも心から願っております。

そのため、ここからは試合の解説をお聞き頂くのと同時に、
あなたのテニス上達に関係するであろうヒントを探してみてください。


■ナダル選手は、今大会、かなりテニスを変えてきました。

フォアハンドのティクバックは、私がウィ―クエンドプレーヤ―の方に
お勧めしている“元型”に。

つまり、かなり早く、しかも構えた場所でラケットヘッドが一旦止まる。

その上でボールを引き込み打つことで、今までより、さらに相手にコースを
読ませないようになった感があります。


■また、興味深い所では、早いラウンドの時には、ダブルバックハンドを
使う機会が多く、決勝戦に近づけば近づくほど、スライスバックハンドを
打つ量が増える。

これは、

「対戦相手が厳しくなれば、それだけスライスバックハンドを
打たざるをえない!」

こんな、のっぴきならない事情と共に、戦術的にも有効に作用していた
ように思いました。


■とりわけ、バックハンドスライスのストレートは、
今まで以上に“キレ”が出ており・・・・・

「サイドラインに沿って、きれいに相手コートにコントロ―ルすることで、
相手選手の走る距離が延びた!

それにより、次のボールが攻めやすなり、相手選手を追い込む機会が
増やせた!」

こんな変化も見てとれました。

*(彼らのレベルでも、テクニックは年々進化するということです。)


■加えて、リターンを打つ位置も、相手選手によってかなり変化させる。

特にジョコビッチ選手との戦いでは、セカンドサービスを今まで以上に
コートの中に入り、叩くシーンが随所に見られました。

また、フォデラー選手が使うような、“読み”を張って打つシーンも
見られ、“新生ナダル選手”の存在を、否が応でも意識させられました。


■これからの課題としては、やはりサービス。

これは、ナダル選手だけに言えることではなく、

「リターンのレベルが信じられないほど上がっている!」

これが、今回の全豪オープンでの最大の驚きでもあり、

その意味でいくと、時速210キロ超のサービスを事もなげに返すテクニック
が普通に浸透してくるため、次なる手立てを打つ必要性があるのです。


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■「一方、ジョコビッチ選手・・・・・」
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■5−7で落としたファーストセット。

私の目かれ見れば、

「2011年のジョコビッチ選手に戻ってしまった!」

こんな感じに映りました。


■「どこがですか?」byあなた

はい。フォアハンドを打った後、体が少し左に倒れたり、前にスェーする。

そのため、ボールの威力、コースが2012年までには及ばない。

ときには、最近みせたことのないような大きなアウトを打つ。

この現象が見られました。


■そのため、私は一瞬、

「あっ、マレー選手との激戦で、体が疲れているのでは?」

このように思い、

「このまま試合が続けば、ナダル選手が優勝だ!」

と、確信まで持ったのです。


■ところが・・・・・

セカンドセットの途中から、少しずつ変化が表れました。

2012年の最強ジョコビッチ選手が、顔を出し始めたのです。

ファオハンドを打つ時、最大限にボールを引きつけて打つ。

体の流れは陰をひそめ、反対に体にラケットが巻きつくのが早くなったのです。

*(体の回転運動だけでボールを打っている証拠が、出始めました。)


■そして、その勢いのまま第3セットを取り、

「第4セットで試合を終わらせる!」

こんな雰囲気を醸し出したのです。


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■「終わりだと思いました!」
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■世界トップ選手のナダル選手に失礼だとは思います。

ですが・・・・・

「あぁ、2012年のジョコビッチ選手にもどりつつある。

これは、第4セットで終わる!」

今度は、ジョコビッチ選手の勝利を確信しました。


■ところが進化したナダル選手は、私の予想をせせら笑うがごとく、
執拗な反撃を試みます。

その魂レベルのテニスは、見る者すべてを感動させると共に、
第4セットをもぎ取り、最終セット5−7までジョコビッチ選手を追い続けた
のです。


■こうして歴史的な試合は、幕を閉じました。

多くの方のコメントにあったように、

「両者優勝があれば・・・・・」

私の中にも、同じ感情が走りました。


■ただ、厳しい。。。。。

プロの世界は本当に厳しい。

今は、世界中の多くのテニスファンが感動をおぼえていますが、
これが数十年たつと・・・・・

「2012年全豪オープン優勝者は、ジョコビッチ選手!」

この印字しか、世界中のテニスファンは目にしなくなるのです。


■今回の歴史的試合を見れた我々。

そして、何らかの理由で見れなかった方も、ここで事実を知ったなら、

「今回の試合の経緯を、深く胸に刻み込んでおきましょう!」


*(それは、我々のテニスをより深いものにしてくれる
  行為でもありますから。)


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■「いかがでしたか?」
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■このように試合を追っていくと、以前のジョコビッチ選手&ナダル選手との
違いが如実に感じられたと思います。

まとめておきますと・・・・・

    ↓

★ジョコビッチ選手

1・以前は、打つ時に体が流れるクセがあった。

(それで、世界3位にいたのですから、それはそれで恐ろしい凄さですが。)

ところが、試合途中から2012年進化バージョンの打ち方に戻った。


2・以前は、体力的な問題があり、試合を辞めたときもあった。

しかし今回は、準決勝&決勝ともファイナルセット7−5という試合を
勝ちきるほどの体力を持つに至った。

*(相当、トレーニングを積んだことでしょう。)
  

★ナダル選手

1・以前は、フォアハンドのティクバックが複雑であった。

*(シンプルな時期もありましたが。)

今は、“元型”のように、早く止まるティクバックに変更。


2・バックハンドスライスが、以前にも増して“キレ”を増した。


3・リターンを打つ位置も、相手選手によってかなり変化させるように変わった。

特に、相手選手のセカンドサービスに対し、コートの中に入り、
叩くシーンが増えた。

また、“読み”を張って打つことも、以前より増えた。


■簡単に挙げるだけでも、上記の変化を試合から感じた次第です。

是非、あなたには・・・・・

A・打ち方の進化

B・体力の進化

C・コートの使い方の進化

この3つを二人の歴史的選手から学び、変化させてください。

*(これだけ行えば、大きな進化を実現できることを察知されていらっしゃる
  ことでしょう。)


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■追伸1:「なぜ、あなたのテニスは進化し続けるのか?」
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■上記でご紹介した事実を、「読んで終わり!」にしないために、

ベストセラー著書「テニスは頭脳が9割」から引用します。

*(あなたのテニスを確実に進化させてくだされば、
  これほどうれしいことはありません。)

 ↓    ↓

■上達のヒント005(P26)

「時速200キロのサービスを打たれたら、誰も打ち返せない!」

「スピード化した男子プロテニスは面白くない! 

 女子プロのほうが、ラリーがあって面白い」

一昔前、こんな議論が頻繁に沸き起こりました。

現在はどうでしょう?

女子プロにも時速200キロのサービスを打つ選手が現れ、
それを簡単にリターンするとう、男子プロテニスさながらの光景が
見られるように変わったのです。

そして、「スピード化した女子プロテニスは面白くない!」という声が
聞こえてくるかと思えば、まったく聞こえてきません。

その証拠に、年々、グランドスラム大会の入場者数は増え続けているのです

(これは、「テニスを見るのは楽しい!」と同義語ではないでしょうか?)。

この事実から学ぶべきことは、人は適応し、進化するもの。

それは、あなたのテニスにも当てはまるということです。

あなたのテニスに不可能はありません。

不可能を設定するのは頭の中だけであり、あなたのテニスが進化し続けない
理由などどこにもないことを再認識してください。

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■あなたのテニスを確実に進化に導く著書として、売れ続けています。

是非、一度、目を通してください。

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■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸2:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「どうして、あなたのテニスの“棚卸し”を行う必要があるのか?」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■錦織圭選手、残念でした。

力及ばず、アンディ・マレー選手に負けてしまい、
全豪オープンはベスト8で終了です。

ただこの戦績、「立派である!」とか、「凄い!」とかでは語れないほどの
とてつもない偉業であることに異論を唱える方はいないと思います。


■錦織圭選手は今、日本のテニス史を変えている最中。

数十年後には、

「昔、錦織圭選手という、世界トップ選手として活躍した
日本人がいたんだよ!」

こんな風に、お孫さんやひ孫さんに話すときがくることでしょう。

*(錦織圭選手は、“偉人”になるのです。)


■そして錦織圭選手が、日本のテニス史を完全に書き換えるのは
これからが本番。

全豪オープンの活躍で、世界ランキングは20位に。

このランキングをさらに上げていくことで、
新たなテニス史を完成させるのです。

*(そのテニス史には、「日本人初のグランドスラム優勝者!」の文字も、
  印字されていることでしょう。)


■我々がラッキーなのは、そのテニス史を作る瞬間を“生”で見られること。

“ワクワク”するような時間を、彼のお陰で共有できます。

*(錦織圭選手に“おんぶに、だっこに、肩車”ではいけませんが。)


■錦織圭選手には、過剰な期待がこれからかかってくるでしょう。

ときには、予定通りの戦績が生まれない時期もあるかもしれません。

ですが、ここまでも十二分に我々に希望を与えてくれた錦織圭選手。

“マイペース”で、新たなテニス史の作成にいそしんで頂ければと、
心から願います。


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■「テニスの基礎を、アンディ・マレー選手から盗む!」
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■しかし、マレー選手は強かった。

流石は、グランドスラム準優勝3回。

2011年、全てのグランドスラム大会ベスト4以上。

“世界4強”の一角。

この力をいかんなく発揮しました。


■「何が、それほど凄いのですか?」

このように聞かれれば、

「何もしていないのに、錦織圭選手を一蹴したところ!」

このようにお答えするでしょう。


■「何もしていない?」

はい。何もしていないように見えるほど、普通にやるべきことを
普通にやるだけで、彼は勝ちました。

*(良いサービスを打ち、深くミスをしないストロークを打ち続け、
  チャンスがくれば確実に決める。

  錦織圭選手に攻められても、慌てた様子を見せず、懐深くボールをさばき、
  いやらしい場所に返球。

  これら、本当は難しいことを、簡単そうに淡々と行い続けたのです。)


■これが、世界5位以下の選手だと違います。

先日のツォンガ選手を見れば、一目瞭然。

錦織圭選手を倒そうと、ムキになり、無理に無理を重ね、
最後は自滅するような焦りも露呈。

世界トップ4の凄さを、際立たせる脇役になった格好となりました。


*(逆サイドから見れば、

 「錦織圭選手の実力が、すでに世界ランク5位あたりにある!」

  気が早いようですが、このように言えるのかもしれません。)


■マレー選手は違いました。

錦織圭選手が焦りを感じ、“ジリ貧”になり、徐々にポイントが取れなく
なったからです。

つまり、総合的な力が現段階では“一枚上”。

こんな風に感じさせられた次第です。

*(“現段階”では、というところがミソです。)


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■「そこで、本日のあなたのテ二スに役立つ知識は・・・・・」
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■「本物の基礎力を身につけよう!」

というこです。

当たり前と言えば当たり前ですが、マレー選手も錦織圭選手も
基礎がしっかりしている。

それは、打ち方の確かさ、フィジカルのしっかりさ、メンタルの強さ、
さらには自らの特徴を伸ばす等々。

やるべきことを、しっかりと行っている。

だからこそ、世界のトップグループに属するし、長期で見たとき、
基礎力の高さこそが大きな差となって表れるわけです。


■ウィークエンドプレーヤーの方も、基礎が大事であることはわかっています。

ただ、基礎を作るにあたって頑張っていても、

「本当にこれであっているの?」

という疑念も浮かび上がる。


■なぜなら・・・・・

自分に基礎力があるのか、ないのか? 

この判断材料が、あまりに少なすぎるからです。

*(ショットの成否しか、判定基準がない方も多いです。)


■そのため、「これが基礎だ。」と思っていたのに、

後から「違っていた!」(悲)

という憂き目にあう。


■そして、「どすれば、本当の基礎力を身につけられるのか?」

と思い悩むだめで、行動するまでには至らず、時間だけが経過。

最終的に、“ジ・エンド”という、勿体ないテニス人生を過ごされる方の
何と多いことか!

泣くに泣けない、悲しい物語がそこには存在します。


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■「あなたのテニスの、“棚卸し”を行ってください!」
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■ですから、今一度。

錦織圭選手に近づくために、そして、マレー選手に近づくために、

打ち方の確かさ、フィジカルのしっかりさ、メンタルの強さ、
さらには自らの特徴を伸ばす等々。

こんな基礎力を、徹底的にチェックしてください。


■そして、「ショットの成否だけで基礎力を計らない!」

この意識を強く持ち、

・「しっかりと体を使って打っているか?」(しかも、正しく)

・「体力面は充分か?」(たくさんの項目でバランスよく)

・「メンタル面で負けることはないか?」(試合で力を発揮できるか)

・「戦うための戦術は、たくさん持っているか?」

 (“パッ”と、一瞬で7つくらい頭に浮かぶか)

これらのことの、“棚卸し”を行ってください。


■すると・・・・・

「今までは、これで良いと思ってやってきたけれど、実は違った!」

こんな客観的事実が、新たに発見されるかもしれません。


■また、これが大変重要なことでもあるのですが、

「例えあなた一人で“棚卸し”が正確に出来なかったとしても、
その意識を持つだけでも、周りの方のテニスへの注視の角度が変わり、
最終的には、あなたの基礎力を高める方向に間違いなく進む!」

こんな現実もあります。


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■追伸1:「できれば、今スグ・・・・・」
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■ボールペンと紙を持ち、“カチャリ”と鍵をかけて部屋に閉じこもる。

そこで、30分だけ集中。

あなたのテニスの“棚卸し”を行う。


■頭に浮かんできたものを、片っぱしから書きまくる。

そして、基礎力のあるもの、ないものに分類。

基礎力のないものが浮き彫りになったら、今後の練習工程に挟み込む
ことを決意してください。


■さらには、次回の練習では、面倒くさがらずコートにビデオを設置。

*(もちろん、ビデオが設置できる練習環境のときです。)

フォーム、フットワーク、態度、試合で使った戦術を丸裸にして写す。

その後は、同じく部屋に閉じこもり、分析を行う。

この実践をしてくだされば、あなたのテニスがまだまだ上達することは
請け合います。

是非、“棚卸し”を行い、確実な基礎力をつける1歩としてください。


■追伸1:

私自身は、自らのテニスの“棚卸し”を行うたびに、

「うゎ、全くなってないや・・・・・」(ショック)

ということを思い知らされ、基礎の作り直しを何度も行っています。

その結果、徐々に本当の基礎力を身につけるに至りました。

「基礎の世界は深い!」

過程を楽しみながら、“棚卸し”を行ってくだされば幸いです。

頑張ってください。応援しています。


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■追伸1:「上達のヒント009番を掲載しておきます!」
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■著書「テニスは頭脳が9割」の、31ページにある、上達のヒント09番。

こちらに、私の実体験を記したものがあります。

ご参考にしてくだされば、幸いです。

    ↓

■上達のヒント009:「学び続けることこそが上達の秘訣」

多くの人は、学びの途中で「わかった!」と叫んでしまいます。

*(本当は、わかっていないにも関わらず)

さらに悪くなると、その後で、人に偉そうに人にしゃべり、
虚栄心を満足させようとします。

これでは、「自らで上達を止めている」と言わざるをえません。

“群を抜いた”実績を挙げる人は違います。

「どれだけ学んでも、まだまだわからないことだらけだ。」と思い、

今日も学び続け、脳の中で既知と未知を結びつけ、
新たな道を作り続けるのです。

ぜひ、飽きることなく学び続ける決意をしてください。

そして、テニスの場合、メソッドを浴び続けることも、上達する一つの秘訣
であることを知ってください。


■ワンモアアドバイス:

私の子どものときの実話です。

「よしっ、わかった!」と声高に叫んだ後の練習や試合では、

「やっぱり、わかっていなかった」と、ガッカリしながら帰路につくことが

ほとんどでした。

反対に、「自分はまだまだ!」と心の底から思えていたときは、

不思議と練習や試合の結果が良かったことを覚えています。


■基礎力を磨くための、バイブルにしてください。

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■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥

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■追伸4:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「錦織圭選手のストロークを、あなたが身につけるために!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■「祝!」

錦織圭選手、全豪オープンベスト8進出です。

グランドスラム大会で、世界NO、6のツォンガ選手に勝ってくれました。


■確かに、他の大会ではツォンガ選手に連勝中でした。

ですが、グランドスラムは違います。

各選手が最高の状態で挑んでくる。

メジャー大会独特の雰囲気がある。

5セットマッチである等々。

他の大会とは全く違う力が必要とされるのです。


■その中で、ツォンガ選手に勝った錦織圭選手。

本当に凄い。

“真”の世界トップ選手である証しを、全世界に証明してみせたのです。


■次は、彼自身が「目指す!」と言っていた、アンディ・マレー選手との対戦。

一気に頂上を目指す意味でも、乗り越えてもらいたい壁ですね。


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■「本日のあなたのテ二スに役立つ知識は・・・・・」
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■「ボールを引きつけて打つ!」

錦織圭選手のストロークの質の高さは、

「世界のトップ4以外では誰も勝てない。」

このような評価が出始めています。


■それでは、何がそれほど凄いのかと言えば、たくさんあるなかでも・・・

「ボールを引きつけて打つことが、他の選手に比べてうまい!」

これがミスを減らし、相手に打つコースを読ませず、ラリーを優位に進める
テク二ックであるわけです。


■ここからは、非常に大切なお話をしますので、少し耳を近づけて聞いて
ください。

いいですか?

「『ボールを引きつけて打つ!』と、『打点を前にして打つ!」との

相関関係を理解しなければ、『ボールを引きつけて打つ!』は、

絵にかいた餅になります!」


■つまり、一読すると「相反しているのでは?」と思われるような事実を
融合させる。

これが出来て、初めて錦織圭選手のように『ボールを引きつけて打つ!』
ことができるようになるのです。


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■「詳しいことは・・・・・」
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■あまりにも大切でありながら、あまりにも深い話となりますので、
ここで全てをお話することは現実的ではありません。

そのため、大事なこと、一点だけに絞ってお伝えします。


■多くのウィ―クエンドプレーヤーの方は、

「打点を前にして下さい!」と言われると、“タメ”も何もなく、

見た目だけ打点を前にされる方が圧倒的に多いのが現実です。


■もちろん、アドバイスされたことを、ただ、ただ頑張っただけなので、
ウィ―クエンドプレーヤーの方に責任はありません。

ただ、錦織圭選手のような“タメ”がない状態で打っているので、

“百害あって一利なし”であることは否めいないのです。

*(「打点を前にしてください!」と言われれば、
   確かに打点は前になるでしょう。

   ですが、いわゆる“腰砕け状態”で打つ、打点が前に意味があるか?
   ということが問われるわけです。)


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■「そこで、反対を考えてみます。」
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■「打点を前にしてください!」とは真逆に聞こえる、

「引きつけて打つ」=「“タメ”を作って打つ」= 錦織圭選手のように打つ

こちらに、チャレンジするのです。


■すると、「打点を前にする!」ということに意識が集中している方は、

・「引き付けて打つと、振り遅れが怖い。」

・「“タメ”を作って打とうとすると、打点が後ろになる。」

こんな違和感を持つことも少なくありません。

*(実際に、ウィ―クエンドプレーヤーの方に試して頂くと、
  たくさんの方からこのようなご感想が漏れます。)


■つまり、錦織圭選手のように“タメ”を作り、なおかつ“打点も前”を
実現させるには、かなりの体感的ギャップを埋めなければならないことが
浮かび上がるわけです。

*(「打点を前にすると、腰砕けの意味のない打ち方。

  “タメ”を作って打とうとすると、打点が後ろになる。」

  このジレンマに苛まされます。)


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■「解消する手立ての一つとしては・・・・・」
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■「準備を早くする!」

この聞きなれた、いえ、「聞き過ぎてうんざりだ!」と言われるアドバイスが
有効に。


■もちろん・・・・・

他の複数のメソッドを絡めて頂ければ、より効果高く

「“タメ”を作りながら打点を前にすることができる!」

錦織圭選手のこの世界を、体験できることはわかっています。


■でも、まずはスタートラインに立つ。

つまり、毎日のように言われ、耳にタコができるかもしれないほどに
アドバイスを受けている、(すでに、タコはできているかもしれませんが。)

「準備を早くする!」

こちらを実現させることが、大きな1歩につながります。


■実現には、錦織圭選手のようにシンプルな打ち方にすることも
さることながら、ボールを打っていない時間帯の使い方。

ここに注目することで、解消に近づくことになるでしょう。

*(「準備を早くする!」には、体の動作の早さもさることながら、
   
   ボールが飛んでくる時間を計算しなければ、
   準備は早くできないからです。)


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■追伸1:「ご安心ください!」
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■実は、あなたが毎日のように言われ、

「もう、聞きたくない!」と思われているかもしれないアドバイス、

「準備を早くする!」


■本当のところを言うと・・・・・

「相当にテニスレベルの高い方でも、出来ていないのが現実です!」

然るに、「準備を早くしてください!」とは言えても、

アドバイスをくれた方が出来ていかどうか? は、別問題なのです。


■そのため、

「『準備を早くする!』というアドバイスは、昔から言われる普遍的な
アドバイスではあるが、実は相当に難しいものなんだ。

気長に頑張れば良いな!」

と、あなたは思ってくだされば良いのです。


■ですから今日のところは、

「錦織圭選手のように“タメ”を作り、なおかつ“打点を前に”を同時に
実現させるには、かなりの体感的ギャップを埋めなければならない!」

この事実だけを感じてください。

そして、これから真の実現に向けて頑張ることだけを誓ってくださるだけでも、

「十二分に成長したことになる!」

と、言えると思います。

*(真実を知るだけでも、充分だということです。) 


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■追伸2:「ちなみに・・・・・」
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■私が、「準備を早くする!」というアドバイスを、本当の意味でしっかりと
実現できたのは、

「46歳になってからです!」

つまり、今。

今なら、「準備を早くする!」というアドバイスをしながらも、
自らも一点の曇りもなく見せることができるようになっています。


■すると、

「田中さん、それじゃぁ現役のときはどうやって打っていたのですか?」

こんな疑問が浮かぶかもしれません。


■答えを、お教えしましょう。

「あわせ打ちです。

正しい『準備を早くする!』を実現していたのではなく、
経験をたくさん積んだことで、ある程度、ボールに合わせて
うまく打てるようになっただけだったのです。

確かにプロですから、他の方に比べれば準備は早かったのかもしれません。

ですが、自分の中では理想とはかけ離れた状態で、
誤魔化し、誤魔化しで頑張っていた。

これが、ウソ偽りのない実状です。」

*(また、本当のことを言ってしまった!)


■プロでも、このあり様。

だとすると・・・・・

世の多くの教える立場の方は、『自分は出来ている。」と思い込んで
いるだけで、実際は「準備を早くする!」というアドバイスを守れていない
ことも多いのかもしれませんね!

*(アドバイスはしていたとしても・・・・・)


■「なぁ〜んだ。真実はそこにあったか!」

あなた様におかれましては、こんな風に“ホッ”とされ、
今後も安心して頑張ってくださればと願っております。


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■追伸3:「102ページにある、上達のヒント56番。」
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■著書「テニスは頭脳が9割」の、102ページにある、上達のヒント56番。

「無理に打点を前にしない!」という項目にも、

“タメ”を作りながら、打点を前にして打つための大きなヒントが
書かれています。

是非、一度、読んでみてください。

   ↓

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■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸4:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「錦織圭選手の勝ち方を、あなたのテニスにインストール!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■錦織圭選手、またまたやってくれました。

フランスのべネトー選手を、逆転のすえに下して4回戦進出です。

*(“フェデラーキラー”の異名を持ち、元世界6位であり、
  現在は世界ランキング12位のシモン選手を破って勝ち上がってきた
  べネトー選手は強豪です。)


■スコアは、4ー6 7ー6 7ー6 6−3。

本当にタフな試合で、最後の最後までどちらが勝つかわからない展開でした。

ファーストセットをダウン。

セカンドセットの途中では、足を引きずり、動きが悪くなった錦織圭選手。

あまり見られない“しかめっ面”を露呈。

ラケットを不機嫌そうにコートに叩きつけた時は、

「あっ、また怪我かも!」

こんな不安を世界中の誰もが感じてしまいました。


■ですが、専属トレーナーとご本人は全く別次元。

「単にメンタルの問題です!」と一蹴。

結局、体力的には全く問題ないように最後までプレー。

テニスを愛する日本人の夢を、またひとつ叶えてくれました。


■次は、最近、連勝している世界第6位のツォンガ選手との対戦。

グランドスラムということで、今までの対戦戦績は当てにはなりませんが、

「ベスト8進出、期待してしまいます!」


■しかし、ここまで見てきて思うことは、

「錦織圭選手は、すでに実力が高い。

1〜2回戦であれば、見ていて、ある程度、試合の予測が立つ。

ところが3回戦ともなると、全く持ってどうなるかわからなない怖さがあった!」

こんな、世界の凄さを感じます。


■ただ、これがジョコビッチ、ナダル、フェデラー選手であると違う。

彼らは準々決勝くらいまでは、よほどのことがない限り、試合の予測が
立ってしまう感覚に襲われるのです。

これは、グランドスラムに複数回優勝した選手だけが持つ凄さでもあります。

そのような見方をすれば、錦織圭選手は、まだまだ“伸び白”があることに
気づきます。

次のツォンガ戦もクリアし、ジョコビッチ、ナダル、フェデラーの域に
少しでも近づいて欲しいです。

期待しています!


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■「ペースを落とす!」
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■さて、本日のあなたのテ二スに役立つ知識は、たいへん大きなものです。

もし、これが日常的にできれば、あなたの勝率は著しく上がります。

その方法とは・・・・・

「ぺースを意図的に落とす!」


■錦織圭選手の試合を追っている方は、お分かりだと思います。

うまくいっていない所から試合をひっくり返す時、

「“焦らず”“じっくり”“ゆっくり”試合を進める!」

このように、意図的にペースを落とします。


■しかも、相手の状態を的確に見抜くため、

「疲れているな!」と察したときは、テニスの奥深さを勉強中の方が見れば、

「ここは、攻めどきでは?」と思うような場面でも、

“蛇の生殺し”のように、あえてペースを落として相手の力を奪うために

ペースを落としたラリーをしかける。

こんな、心憎い戦術も使います。

*(ボクシングで言えば、“ボディブロー攻撃”{お腹への攻撃}。

  顔面パンチは、気持ち良く倒れると言われますが、お腹への攻撃は、
  もの凄い苦しみを味わいながら、徐々に力を奪われ、最後には悶絶して
  ダウンしていくのです。)


■これは、出来そうで誰もが出来る戦術ではありません。

だからこそ、テニスへの造詣が深いあなたにだけお勧めしているわけです。


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■「今度の試合から・・・・・」
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■ピンチが訪れた時には、あえてペースを落としてみてください。

それは、ラリーのボールスピードの場合もあるでしょう。

それは、ポイント間の歩き方のスピードであることも。

さらには、サービスアドレスに入る時間を遅くすることかもしれません。


■つまり、あなたの持っている創造力を最大限に働かせ、
あなた独自の世界観の中で、相手の状態を加味しながらペースを落とす。

この戦術を洗練させて頂きたいのです。


■始めは難しく感じるかもしれません。

うまくいかないこともあるでしょう。

ただ、継続していけば、必ず花開くときが訪れます。

その時を楽しみにしながら、まずは初めてみてください。

*(楽しみを先延ばしにして頑張れるのは、“高い人格の証”と
  言われています。

  あなたなら、それが出来ることを私は知っています。

  応援しています。頑張ってください。)


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■追伸1:「知らなかったのですが・・・・・」
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■私がお世話になっている方からご連絡がありました。

「田中さん、著書『頭脳が9割』が、3週間待ちになってしまいました。

早く読みたいのですが、読めない状態です。

でも、テニスの本でここまで待たされることは、今までありません。

田中さんの潜在的ファンがたくさんいることの証拠ですね。

素晴らしいです!」


■田中より一言。

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

“待ち”は解消したはずなのでは? と思っていたので、

正直、ビックリしています。(大反響、本当にありがとうございます!)

今日も、1月22日(日)付けの日刊スポーツ新聞様、東京中日スポーツ新聞様の一面に大きな広告が
出ていました。


■証拠写真です。

 ↓    ↓

書籍 新聞広告

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「凄い大きな広告ですね! ビックリです。」

また、お待たせするかもしれませんが、少しでも早く手に入れて頂くには、
今スグご注文くださった方が良いかもしれません。

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■追伸2:

もちろん、今ご注文くださると、そして大切なご友人をご紹介くださいますと、
すぐに・・・・・

1・「あなたのライバルの本当の実力を見抜く方法!」

*(著書『頭脳が9割』を買ってくださった方への無料プレゼント映像)


2・「フェデラーのインパクトの秘密!」

*(大切なご友人をご紹介くださった方 & ご紹介された方への、
  無料プレゼント映像)

こちらを手に入れて頂けます。

*(プレゼント映像は、お待たせすることはありません。)


■「プレゼント映像、大変勉強になりました!」

「今までにない視点で、素晴らしいです!」

「早速、コートで試してみます!」

このようなお声を頂いておりますので、今スグお受け取りください。

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■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸3:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「錦織圭選手の成長から学ぶこと!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■錦織圭選手、2セットダウンから逆転勝ちで3回戦に進出しましたね。

私も見ていましたが、“ハラハラ”“ドキドキ”もの。

本当に良く勝った思います。


■ただ、傍観者的に見れば、

「やはり、世界の26位。グランドスラム第24シード。

流れさえつかめば、94位の選手とは自力が違う!」

このように感じました。


■その証拠に、2セットダウンした後も、

「流れ一つで、残りの3セットを錦織圭選手が取る!」と思えましたし、

実際、第3セットの第1ゲームをブレークした時点で、

「あぁ、やっぱり逆転勝ちだね!」

と、一緒に見ていたスタッフに語っている自分がいました。


■もちろん、

「“勝負は水もの”ふたを開けてみなければわからない。」

この部分は否めません。

ですが、トップ選手になればなるほど、そして5セットマッチに
なればなるほど、最終的には実力差が出ることを考えると、

あながち、今回、感じた雰囲気も間違ってはいなかったわけです。


■次は、フランスのべネトー選手とベスト16入りをかけて対戦。

疲れが残っているかもしれませんので、フィジカル面だけが心配です。

ただ世界トップ5の選手は、前の試合で接戦を行っても、
“ケロッ”とした顔で次の試合に勝ちます

錦織圭選手も、彼らと同じ強さを世界中に見せつけてもらいたいものです、


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■「錦織圭選手の成長から学ぶこと!」
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■さて本日の、あなたのテ二スに役立つ知識は、

「フォロースル―の大きさ!」

こちらとなります。


■今回、錦織圭選手のフォロースル―の大きさが話題になっています。

特にバックハンド。

以前は、打った後、すぐに右肩口にフォロースル―することが
多かったのですが、今はネット方向に腕が伸びる量が増えています。

そのため、フォロースル―が大きくなっているのは間違いないところです。


■そこで、「あなたにもフォロースル―を大きくしてください。」

・・・・・とは、決して言いません。(笑)


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■「なぜなら・・・・・」
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■フォロースル―の大きさは、単体で変えるべきものではなく、
相対的に変えるものだからです。


■錦織圭選手の場合、

「体幹が強くなり、フォロースルーが大きくなった。」

と言われています。


■ということは、

「体幹が強くならなければ、フォロースル―は小さいままである。」

このようにも言えるわけで、


■「錦織圭選手がフォロースル―を大きくした。

やっぱり、フォロースル―を大きくすると勝てるんだ。

よしっ、今日からフォロースル―を大きくしよう。」

などと短絡的にフォームを変更すると・・・・・


■「あれっ?思ったようなボールが打てないぞ。

それより何より、フォームのバランスが崩れてしまったように感じる。」

こんな憂き目にあうことになるからです。


■これは、以前、お話したことのある“スタンス問題”とも似ています。

*(スタンスは、ただ広く取れば良いものではありません。

  ボールによっても変わりますし、何よりあなたの体力等と相談して
  決めるべきもの。

  不用意に広くすると、効果どころか打ち方自体が悪くなってしまう
  ことさえあります。)


■フォロースル―の大きさも、あなたの体の強さ、バランス等で決まる
ことが多いものです。

ただ単に、大きくすることだけはやめてくださいね。


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■追伸1:「ちなみに、フォロースル―が小さくても凄い選手はいます!」
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■「クルム伊達公子選手です!」

彼女は、本当にコンパクトなフォロースル―を見せてくれますが、
ご承知の通り、素晴らしいボールコントロールと威力を兼ねそろえています。


■あなたも、ご自身の体にあったフォロースル―を見つけるために、

“テスト”を兼ねて小さくしてみると、意外に良いフォロースル―になるかも
しれませんよ。

*(あくまでも、“テスト”で行ってください。

  あえばそのまま変更。

  あわなければ、すぐに戻せば良いからです。)


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■追伸2:「明日か明後日のスポーツ新聞に・・・・・」
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■著書「テニスは頭脳が9割」の広告が載るそうです。

   ↓

■ http://www.tanakashinya.com/amazon_cam/

■出版社様がご連絡をくださいました。

どんな広告になっているのか、今から見るのが楽しみです。

 
■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸3:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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About us
田中信弥画像

日本のトップジュニアとして活躍後、法政大学在学中にプロ選手を連破し、プロに転向。 その後、全日本選手権ベスト4、全日本ローンコート選手権ベスト4、関東オープン準優勝、 神奈川オープン、東北オープン優勝等を収める。日本プロランキング7位。

委嘱状

現役引退後は、伊達公子氏のアメリカ遠征に2年連続同行し、 ナショナルコーチ及びオリンピック強化スタッフを歴任。 男女日本代表選手の指導、ジュニア日本代表の育成に従事し、 (財)日本テニス協会強化副委員長も務めました。 更には、日本体育協会テニス上級コーチも取得。

プロサッカーチーム、鹿島アントラーズとの提携ではじめた 「鹿島アントラーズテニスクリニック」では、月2回、たった90分のクリニックで、 進学校生を地元史上初めてインターハイに出場させる。 地元では「オリンピック選手を輩出したに等しい」との評価を受け、 その模様は雑誌「T・テニス」にて3回にわたり掲載されました。

又、年間200回に及ぶオンコートテニスセミナーを全国で開催し、 「脳の仕組み」、「体の仕組み」を利用した最短時間上達法 「瞬間直し(R)」 を伝授。

その指導法は、NHK中国地方版ニュース、NHK鳥取地方版ニュースにて 「田中信弥の指導法」としても紹介されました。 その他、NHK全国版技術特集、TV東京「おはスタ!」、東海TV等々に多数出演。 雑誌「T・テニス」においては、「ファイルレッスン(カラー16ページ:読者ランキング1位)および 「基本の強化書(カラー6ページ)」を大好評連載しました。

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