■こんにちは、田中信弥です。
いつも、お読みくださり、心から感謝しております。
■全米オープン、男子シングルス決勝が終了しました。
ジョコビッチ選手が4セットで勝利。
今年3つ目のグランドスラムタイトル奪取。
全米オープン初優勝の運びとなりました。
■私は、どうしても外せない用事があったので、試合途中から見ていない
のですが、それまでの流れだけを見ても、
「現段階では、ジョコビッチ選手の方が上!」
このように言わざるをえない状況のように感じました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「ナダル選手も頑張りました。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ペースを上げたり、下げたり。
スライスショットでぺースを崩したり。
サービススピードを、普段より上げたり。
■ですが・・・・・
現段階の力関係では、勝つことは難しかったようです。
端的に言えば、前回のウインブルドンと同じ。
「ジョコビッチ選手のフィジカル能力が上がり、ナダル選手の有利材料が
消えてしまった。」
ここが、ナダル選手が勝てなくなった最大要因であると考えます。
■ご承知の通り。
デビューから今までのナダルで選手は、圧倒的なフィジカル能力の強さを
世界に誇示してきました。
どれだけ打ち込んでも返球する。
コートの端まで走らせても、“涼しい顔”で対応。
時には、「決まった!」と対戦相手が思ったボールをも逆襲のエース。
■正直、「これでは、誰も勝てないよ!」
こんな感覚さえ感じさせてきたのが、ナダル選手だったのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「そして・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■そこまで凄い、ナダル選手のフィジカル能力。
誰もが、「追いつけない。」と感じていた、ナダル選手のフィジカル。
そこに追いつく選手が出てきたのです。
■ジョコビッチ選手。
彼は、体をフィットさせました。
これまでとは違うレベルの体の強さを手に入れました。
■それと同時に精神的な強さも身に付け、
「テニスは、メンタルの強さが大きな割合を占める!」
このように公言したのです。
■今年、グランドスラム3勝。
全てのタイトルを含めると10勝。
負けたのは、たった2敗。
■これは、生存競争の厳しい現代テニスでは、
「マネできない!」
と、ナダル選手に言わしめたほどの凄さです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「1年前は・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■思い出してください。
1年前。
ナダル選手は、怪我から復活。
今年のジョコビッチ選手のように、グランドスラム3勝を挙げたのです。
■その様相を、目の前で見ていたジョン・マッケンロー氏は、
「2011年も、ナダル、フェデラーの2強時代が続く。
ジョコビッチ、マレーの世界NO、3、NO、4は、相当に頑張らなければ、
2強を崩すことは難しいだろう。」
このように発言しています。
■ですが、実際に2011年になってみると、
ジョン・マッケンロー氏どころか、世界中の誰もが予想だに出来なかった
快進撃を見ることになったのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「誰にでも出来る?」
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■難しいでしょう。
ジョコビッチ選手の快進撃は、厳しいプロの世界で生きている選手達が、
「信じられない!」
を、連発しています。
ですから、誰もがおいそれと出来ることではないからです。
■過去の偉大なチャンピオンであり、グランドスラム7勝の実績を
誇る、マッツ・ビランデル氏も、
「今年のジョコビッチ選手の活躍は、“史上最強”の活躍をした、
昨年のナダル選手より凄い!」
この様に述べています。
このコメントを聞くだけでも、今のジョコビッチ選手の凄さが伝わるという
ものです。
■加えて氏は、
「フェデラーは、以前より間違いなく上達している。
それは、明らかだ。
しかし、それでも勝てないということは、ライバル達の進化が
素晴らしいということ。」
このように、述べています。
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■「上手くなることと、勝つこととは別問題!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■マッツ・ビランデル氏の話には、全く同感です。
どうみても、今のフェデラー選手のプレーは、以前より凄い。
その違いは、今年の全仏オープン準決勝、ジョコビッチ選手に勝った
あたりから際立ち始めました。
■特に、サービスを入れた後の3球目攻撃。
リターンを返した後の3球目攻撃。
つまり、返ってきた最初のボールを、全て攻撃できるくらいにテニスの質が
アップしているのです。
それでも、今季は無冠。
これが、
「上手くなることと、勝つこととは別問題!」
という、勝負の難しさを物語っています。
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■「マリナーズのイチロー選手も・・・・・」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■これは、今年、不振にあえいでいる、マリナーズのイチロー選手にも
当てはまります。
ある機関が調べた所によると、
「相手守備のファインプレーにヒットを阻まれている本数が、
例年に比べて余りにも多い。
これがイチロ―選手のヒット数を減らしている最大要因。」
このように、イチロー選手の不調を結論づけています。
(もちろん、詳細なデータ付きで)
■つまり、フェデラ―選手もイチロー選手も、自らの衰えではなく、
「“相手関係”に左右された成績になっている!」
このようにも言えるわけです。
■4〜5年前の話。
フェデラー選手とロディック選手が、ウインブルドン決勝を連続して
戦っていた時代です。
「君は、フェデラーと同じ時代に生れたことを後悔しているかい?」
このように、記者に質問されたロディック選手がいました。
■裏側には、
「フェデラー選手さえいなければ、かなりのグランドスラムタイトルを
獲れたのでは?」
この言葉があったのです。
■全くその通り。
ロディック選手も、フェデラー選手がいなければ、あと数個はグランドスラムを
獲れていたと思います。(絶対とは言えませんが)
今のフェデラー選手も、当時のロディック選手と同じ。
ただ、ここが勝負の厳しいところ。
自らが過去最高の状態にいたとしても、ライバル達がそれを超える成長を
遂げているときには、残念ながらタイトルを獲れないこともあるのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「未来を見据えて!」
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■今回の例を見て、あなたと私が行うこと。
↓
・「“今”、やるべきことをしっかりと行う!」
・「“未来”を見据えた投資を行う!」
↑
■この2つを常に同時進行させていきましょう。
これは、テニスだけの話ではありません。
仕事も家庭も同じ。
いえ、人生全てに言えることだと考えてます。
■そして最後は、
「ここまでやったなら、後は“野となれ山となれ”!」
ジョコビッチ選手が、フェデラー選手にマッチポイントを取られた後に見せた
開き直りの心境。
そして、その心を体現したかのようなリラックスプレー。
■このように、
「人事を尽くして天命を待つ!」
的な気持ちで過ごせば最高ではないでしょうか?
■あなたは、“今”を最高に生きていますか?
そして、“未来”に対して、投資されていますか?
「あなたに問いかけながら、自らも総点検しなければ!」
このように思わずにはいられない、今回の全米オープンでした。
あなたは、どのようにお感じになりましたか?
■いつも、お読みくださり、本当にありがとうございます。
田中信弥
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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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いつも、お読みくださり、心から感謝しております。
■全米オープン、男子シングルス決勝が終了しました。
ジョコビッチ選手が4セットで勝利。
今年3つ目のグランドスラムタイトル奪取。
全米オープン初優勝の運びとなりました。
■私は、どうしても外せない用事があったので、試合途中から見ていない
のですが、それまでの流れだけを見ても、
「現段階では、ジョコビッチ選手の方が上!」
このように言わざるをえない状況のように感じました。
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■「ナダル選手も頑張りました。」
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■ペースを上げたり、下げたり。
スライスショットでぺースを崩したり。
サービススピードを、普段より上げたり。
■ですが・・・・・
現段階の力関係では、勝つことは難しかったようです。
端的に言えば、前回のウインブルドンと同じ。
「ジョコビッチ選手のフィジカル能力が上がり、ナダル選手の有利材料が
消えてしまった。」
ここが、ナダル選手が勝てなくなった最大要因であると考えます。
■ご承知の通り。
デビューから今までのナダルで選手は、圧倒的なフィジカル能力の強さを
世界に誇示してきました。
どれだけ打ち込んでも返球する。
コートの端まで走らせても、“涼しい顔”で対応。
時には、「決まった!」と対戦相手が思ったボールをも逆襲のエース。
■正直、「これでは、誰も勝てないよ!」
こんな感覚さえ感じさせてきたのが、ナダル選手だったのです。
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■「そして・・・・・」
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■そこまで凄い、ナダル選手のフィジカル能力。
誰もが、「追いつけない。」と感じていた、ナダル選手のフィジカル。
そこに追いつく選手が出てきたのです。
■ジョコビッチ選手。
彼は、体をフィットさせました。
これまでとは違うレベルの体の強さを手に入れました。
■それと同時に精神的な強さも身に付け、
「テニスは、メンタルの強さが大きな割合を占める!」
このように公言したのです。
■今年、グランドスラム3勝。
全てのタイトルを含めると10勝。
負けたのは、たった2敗。
■これは、生存競争の厳しい現代テニスでは、
「マネできない!」
と、ナダル選手に言わしめたほどの凄さです。
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■「1年前は・・・・・」
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■思い出してください。
1年前。
ナダル選手は、怪我から復活。
今年のジョコビッチ選手のように、グランドスラム3勝を挙げたのです。
■その様相を、目の前で見ていたジョン・マッケンロー氏は、
「2011年も、ナダル、フェデラーの2強時代が続く。
ジョコビッチ、マレーの世界NO、3、NO、4は、相当に頑張らなければ、
2強を崩すことは難しいだろう。」
このように発言しています。
■ですが、実際に2011年になってみると、
ジョン・マッケンロー氏どころか、世界中の誰もが予想だに出来なかった
快進撃を見ることになったのです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■「誰にでも出来る?」
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■難しいでしょう。
ジョコビッチ選手の快進撃は、厳しいプロの世界で生きている選手達が、
「信じられない!」
を、連発しています。
ですから、誰もがおいそれと出来ることではないからです。
■過去の偉大なチャンピオンであり、グランドスラム7勝の実績を
誇る、マッツ・ビランデル氏も、
「今年のジョコビッチ選手の活躍は、“史上最強”の活躍をした、
昨年のナダル選手より凄い!」
この様に述べています。
このコメントを聞くだけでも、今のジョコビッチ選手の凄さが伝わるという
ものです。
■加えて氏は、
「フェデラーは、以前より間違いなく上達している。
それは、明らかだ。
しかし、それでも勝てないということは、ライバル達の進化が
素晴らしいということ。」
このように、述べています。
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■「上手くなることと、勝つこととは別問題!」
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■マッツ・ビランデル氏の話には、全く同感です。
どうみても、今のフェデラー選手のプレーは、以前より凄い。
その違いは、今年の全仏オープン準決勝、ジョコビッチ選手に勝った
あたりから際立ち始めました。
■特に、サービスを入れた後の3球目攻撃。
リターンを返した後の3球目攻撃。
つまり、返ってきた最初のボールを、全て攻撃できるくらいにテニスの質が
アップしているのです。
それでも、今季は無冠。
これが、
「上手くなることと、勝つこととは別問題!」
という、勝負の難しさを物語っています。
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■「マリナーズのイチロー選手も・・・・・」
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■これは、今年、不振にあえいでいる、マリナーズのイチロー選手にも
当てはまります。
ある機関が調べた所によると、
「相手守備のファインプレーにヒットを阻まれている本数が、
例年に比べて余りにも多い。
これがイチロ―選手のヒット数を減らしている最大要因。」
このように、イチロー選手の不調を結論づけています。
(もちろん、詳細なデータ付きで)
■つまり、フェデラ―選手もイチロー選手も、自らの衰えではなく、
「“相手関係”に左右された成績になっている!」
このようにも言えるわけです。
■4〜5年前の話。
フェデラー選手とロディック選手が、ウインブルドン決勝を連続して
戦っていた時代です。
「君は、フェデラーと同じ時代に生れたことを後悔しているかい?」
このように、記者に質問されたロディック選手がいました。
■裏側には、
「フェデラー選手さえいなければ、かなりのグランドスラムタイトルを
獲れたのでは?」
この言葉があったのです。
■全くその通り。
ロディック選手も、フェデラー選手がいなければ、あと数個はグランドスラムを
獲れていたと思います。(絶対とは言えませんが)
今のフェデラー選手も、当時のロディック選手と同じ。
ただ、ここが勝負の厳しいところ。
自らが過去最高の状態にいたとしても、ライバル達がそれを超える成長を
遂げているときには、残念ながらタイトルを獲れないこともあるのです。
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■「未来を見据えて!」
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■今回の例を見て、あなたと私が行うこと。
↓
・「“今”、やるべきことをしっかりと行う!」
・「“未来”を見据えた投資を行う!」
↑
■この2つを常に同時進行させていきましょう。
これは、テニスだけの話ではありません。
仕事も家庭も同じ。
いえ、人生全てに言えることだと考えてます。
■そして最後は、
「ここまでやったなら、後は“野となれ山となれ”!」
ジョコビッチ選手が、フェデラー選手にマッチポイントを取られた後に見せた
開き直りの心境。
そして、その心を体現したかのようなリラックスプレー。
■このように、
「人事を尽くして天命を待つ!」
的な気持ちで過ごせば最高ではないでしょうか?
■あなたは、“今”を最高に生きていますか?
そして、“未来”に対して、投資されていますか?
「あなたに問いかけながら、自らも総点検しなければ!」
このように思わずにはいられない、今回の全米オープンでした。
あなたは、どのようにお感じになりましたか?
■いつも、お読みくださり、本当にありがとうございます。
田中信弥
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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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