■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■今回も、ありがたい“お客様の声”をご紹介しながら、

あなたのテニス上達に役立つ情報をお届けします。

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今まで経験したことのない分かりやすいアドバイスに“目から鱗”といきたいところですが・・・
練習のときはさておき、試合となるとなかなか上手くいかない。

打つ際の体勢作り、打点、フォロウスルーにまだまだ難点があり、
一朝一夕で体に叩き込むのは難しいと実感しているところです。

ただ、目標は分かっているので時間をかけて体に覚えこませたいと考えている。(T・T)

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■T・T様、素晴らしいご感想をありがとうございます。

そして、“目から鱗”といきたいところですが・・・とのお気持ちも大変にありがたいものです。

なぜなら、T・T様が悩まれる、「練習のときはさておき、試合になるとなかなか上手くいかない」
これは誰もが経験することだからです。(もちろん私も、経験しまくりです。)


■ただ、ご心配には及びません。

これは単なる理論上の問題。

おっしゃるように、「時間をかけて体に覚えこませる!」ことで解消に向かいます。


■テニスを上達させていく場合、絶対に忘れてはいけない不等式があります。

「球出し練習 < ラリー練習 < 試合」

つまり、正しい打ち方を習っても、すぐに理想通りできるのは動かずに打つ球出し練習のみ。

球出し練習で「よしっ 打てる!」と思い、ラリー練習になった途端、残念ながら精度は落ちます。


■当たり前の話しです。

テニスのもう一つの不等式に・・・

「打ち方 < 動き < 判断 <予測」

があるからです。

つまり、ラリー練習になると打ち方より上位の力を持つ“動き”が入るため、
精度は落ちて当たり前なのです。


■加えてラリー練習になれば、「このボールは、一体どこで弾み、どれくらいの位置にくるの?」
という“判断”が必要になります。

そのため、正しいフォームをマスターしたからといって、即ラリー練習、試合で
効力を発揮できるわけではないのです。


■ただし。

そうは言っても、正しい打ち方を憶えなければ話しにもなりません。

動いて打とうが、判断して打とうが、最終的にはボールを打つことには変わりがないからです。


■ということで・・・

1・「まずは、動かない範疇で正しい打ち方で打てるようになる!」

2・「続いて、動く中で、そして試合の中でも正しいフォームで打てるようになる!」

という流れを目指すのが、自然であり、王道でもあります。


■そのような意味からすれば、T・T様の第一段階、

「“目から鱗”のアドバイスを、練習ならできる!」

というのは、全くもって優秀なことであることがわかります。

後は、じっくり時間をかけ、ラリー練習、試合の中で、少しずつ正しい打ち方で打てる回数を
増やしていってください。


■追伸1:

T・T様へのご回答が、あなたのテニス上達にお役にたったならうれしく思います。


■追伸2:

「このブログは役に立つ!」

と思われたなら、大切なご友人にお勧めくださればうれしく思います。