■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■前回。

地獄の断食話をシェアさせて頂いたら、

「田中さん、大丈夫ですか?」

と、思いほか、多くの方からご心配を頂きました。


■当の本人は、すでに回復。

ブログに書いたことさえ忘れかけていた時でしたので、

「あぁ、うれしいなぁ!

凄く心配してくださっているのが、痛いほど伝わってくる。」

と、心の底から“ジ〜ン”とした次第です。


■この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。

「ご心配くださり、本当にありがとうございました!」


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■「ハース選手が、ジョコビッチ選手等を破り、ベスト4に進出!」
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■さて。

現在、アメリカでソニーオープンが開催されていますが、その中で大変大きな
番狂わせが起こりました。

何と、世界NO、1。

今季、まだ一敗しかしていない王者、ジョコビッチ選手に土がついたです。


■つけたのは、ドイツの34歳ベテラン選手、トミー・ハース選手。

若い頃は、世界ランキング2位まで行ったつわものですが、
近年は、怪我のため、一進一退のランキングを繰り返していました。


■ところが、昨年の初夏あたりから完全復調。

あのフェデラー選手を決勝で破リ優勝した、ドイツの芝コートの大会もしかり、
1年近くに渡り、レベルの高いテニスをキープし続けているのです。


■そして今回。

その集大成とも言うべき勝利を、ジョコビッチ選手から挙げ、

「このまま行けば、34歳で世界トップテンに返り咲きでは?」

というところまでこぎつけています。

いかにイメージと事実が違うかについて。


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■「一体、どこが凄いのか?」
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■もちろん、元々世界NO、2なのですから、全てが凄いのですが、
ベテランになってからうま味をましたのが、配球。

特に片手バックハンドのスピンとスライスの使い分け。

*(スライス55%、スピン45%でした)

そして、コース変更の妙は「見事!」の一言でした。


■クロスへのスライス。

外へ切れていく、ダウンザラインへのスライス。

同じフォームからのドロップショット。

短い球は、スライスでのアプローチショットをクロス&ストレートへ配球。

バックハンドスライス一つとっても、王者ジョコビッチ選手のショット&体勢
を崩すのに、十二分な活躍を見せてくれたのです。


■もちろんスピンも、素晴らしかったです。

ダウンザラインへの、フラット系の片手バックハンド。

これが、ハース選手の“伝家の宝刀”であり、その切れ味とフォームの
きれいさは、フランスのガスケ選手と共に、世界中のお手本となっています。


■ただ今回は、それ以上にクロスコートへのスピンが素晴らしかった。

ジョコビッチ選手の両手打ちバックハンドに、全く負けることなくラリー。

最後、王者が根負け。

もしくは、ミスヒットを犯す場面も多々あったからです。


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■「まぁ、全てのショットが素晴らしかったため・・・」
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■書き出すと終わらなくなるので、今日はこの辺りで締めます。

今日の学びは、

「配球です!」

ここがハース選手から学ぶべきところであり、大きなチャンスが隠れている
部分でもあります。


■是非、あなた自身の配球を見直してみてください。

それだけでも、実力伯仲の相手であれば、勝率を上げることができますから。


■それでは、今日はこの辺りで失礼します。

まだまだ、ハース選手の話は続きます。

なにせ、今やベテランの星ですから。

学ぶべきことが、たくさんあるのです。

楽しみにしていてください。


■追伸:

ソニーオープンの会場。

ハース選手がジョコビッチ選手を破ったセンターコート。

私もプレーしたことが何度かあります。

最高のコートであり、最高の思い出の一つでもあります。


■でも・・・

「選手としてプレーできなかったのが、心の残りです!」


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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