■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■「地獄の苦しみとは、このことか!」

4日間。

ものが全く喉を通らないほどの、下痢&発熱を発症。

「食中毒かな?」

と疑ったが、嘔吐がなかったのでそこまでひどくはなさそう。


■ただ、トイレから離れられない。

一日中、仕事場と行ったり来たり。

胃の中に“キリキリ”とした痛みを抱え、

「直ったかな?」

と、一瞬落ち着いたのもつかの間、すぐにトイレに逆戻り。

こんなことを繰り返した4日間となりました。


■一番残念だったのが・・・

多くの方がブログを見てくださったているにも関わらず、
手も足も出すことができない自分がいたこと。

「早く治して書かなければ・・・」

とのプレッシャーを感じながらも書けない。

この現実には、自分自身、大きな失望を禁じ得ませんでした。


■ご心配をおかけしました。

もう大丈夫です。

これから、少しずつ、ペースを戻していきます。

今まで通りお読みくだされば、うれしく思います。


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■「イメージと事実の違いとは?」
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■まずは、テニスと全く関係の話から。

いかにイメージと事実が違うかについて。

そして、事実がわかったとしても、その事実に従えない我々人間の面白さに
ついて、お話しします。


■「この飛行機、落ちないよね?」

よく、私はこのように思いながら、搭乗します。

そして、シートにお尻を深々と入れ、ベルトをした瞬間には、祈るような
気持ちになってきます。


■飛行中。

気流や積乱雲の影響で、機体が大きく揺れた時などは、

「ナムサン!」

と、なぜな心の中でつぶやいたりもします。


■それほど、飛行機が怖いくせに、車となると違います。

私自身は運転しません。

が、人様の車に乗せて頂くことはあります。(含むタクシー)


■すると・・・

飛行機に乗る時のように、

「この車、事故らないよね?」

と、不安がることが少ないのです。

*(運転の荒い方がドライバーの場合は、その限りではありません。)


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■「ところが・・・」
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■このように、飛行機の方が事故する可能性を高く感じていますが、
事実は違います。

国際航空運送協会の広報部長であるI・グラード氏は言います。

「米国の車による1年間だけの死者だけでも、ライト兄弟が初飛行に成功して
以来の航空機事故死者数より多い!」

*(その時に使った車による死者数は、41、967人でした。)


■ちなみに、日本はというと、米国と同時期の数値を使えば、10、805人
の人が車で亡くなりました。

*(もちろん、搭乗時間、乗車時間等、たくさんのファクターを勘案すると、
  いろいろと数字は違ってきます。

  が、ここではそこまで深入りはしません。

  あくまでも、イメージと事実の違いを注視‪してくだされば良いからです)


■この圧倒的な差。

なのに、なぜか多くの方が、危ない車の方に安心感を覚え、
安全性の高い飛行機に危うさを感じてしまう。

まさに、人間とは摩訶不思議な動物です。


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■「このカラクリは・・・」
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■「人間、自らでコントロールできることに、より安心感を覚える!」

こんな面白い特性があるからです。


■飛行機は、自らで操縦できない = 危険

車は自らで運転している = 安全

こんな図式が、無意識の中に住み込んでいる。

だからこそ、統計的数字を持ってこられても、なかなか感情的には
納得いかない部分が出てくるのです。


■もうひとつ。

アメリカでの話です。

ご承知の通り、アメリカは銃社会。

子を持つ親は、銃の危険から我が子を守ろうとします。


■そこで、よそのお宅にお邪魔する場合、

「あのお宅は、銃所有者ではないかしら?」

ここを気にするのです。


■ただ。

これも、事実は違います。

大事なお子さんが、他のお宅にお邪魔して死亡する一番の原因は、

「プールにおける水の事故なのです!」


■そのため本当は、

「あのお宅に、プールはなかったかしら?」

これが事実的に見れば、大切なお子さんを守る発言になるべきです。


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■「ただ、ここまでわかったとしても・・・」
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■おっと。

例のごとく、長くなって参りました。

この続きは、次回以降とさせていただきます。


■長年、私にお付き合いくださっているあなたには、取り立てて言うほどの
ことでもないかもしれませんが、

「もちろん、一見、何もテニスに関係なさそうなこの話。

先に進めば、もの凄く重要であることは、言うまでもありません!」

そのため、この先も楽しみにお待ちくださればと思います。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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