■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、心から感謝しております。


■錦織圭選手、2セットダウンから逆転勝ちで3回戦に進出しましたね。

私も見ていましたが、“ハラハラ”“ドキドキ”もの。

本当に良く勝った思います。


■ただ、傍観者的に見れば、

「やはり、世界の26位。グランドスラム第24シード。

流れさえつかめば、94位の選手とは自力が違う!」

このように感じました。


■その証拠に、2セットダウンした後も、

「流れ一つで、残りの3セットを錦織圭選手が取る!」と思えましたし、

実際、第3セットの第1ゲームをブレークした時点で、

「あぁ、やっぱり逆転勝ちだね!」

と、一緒に見ていたスタッフに語っている自分がいました。


■もちろん、

「“勝負は水もの”ふたを開けてみなければわからない。」

この部分は否めません。

ですが、トップ選手になればなるほど、そして5セットマッチに
なればなるほど、最終的には実力差が出ることを考えると、

あながち、今回、感じた雰囲気も間違ってはいなかったわけです。


■次は、フランスのべネトー選手とベスト16入りをかけて対戦。

疲れが残っているかもしれませんので、フィジカル面だけが心配です。

ただ世界トップ5の選手は、前の試合で接戦を行っても、
“ケロッ”とした顔で次の試合に勝ちます

錦織圭選手も、彼らと同じ強さを世界中に見せつけてもらいたいものです、


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■「錦織圭選手の成長から学ぶこと!」
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■さて本日の、あなたのテ二スに役立つ知識は、

「フォロースル―の大きさ!」

こちらとなります。


■今回、錦織圭選手のフォロースル―の大きさが話題になっています。

特にバックハンド。

以前は、打った後、すぐに右肩口にフォロースル―することが
多かったのですが、今はネット方向に腕が伸びる量が増えています。

そのため、フォロースル―が大きくなっているのは間違いないところです。


■そこで、「あなたにもフォロースル―を大きくしてください。」

・・・・・とは、決して言いません。(笑)


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■「なぜなら・・・・・」
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■フォロースル―の大きさは、単体で変えるべきものではなく、
相対的に変えるものだからです。


■錦織圭選手の場合、

「体幹が強くなり、フォロースルーが大きくなった。」

と言われています。


■ということは、

「体幹が強くならなければ、フォロースル―は小さいままである。」

このようにも言えるわけで、


■「錦織圭選手がフォロースル―を大きくした。

やっぱり、フォロースル―を大きくすると勝てるんだ。

よしっ、今日からフォロースル―を大きくしよう。」

などと短絡的にフォームを変更すると・・・・・


■「あれっ?思ったようなボールが打てないぞ。

それより何より、フォームのバランスが崩れてしまったように感じる。」

こんな憂き目にあうことになるからです。


■これは、以前、お話したことのある“スタンス問題”とも似ています。

*(スタンスは、ただ広く取れば良いものではありません。

  ボールによっても変わりますし、何よりあなたの体力等と相談して
  決めるべきもの。

  不用意に広くすると、効果どころか打ち方自体が悪くなってしまう
  ことさえあります。)


■フォロースル―の大きさも、あなたの体の強さ、バランス等で決まる
ことが多いものです。

ただ単に、大きくすることだけはやめてくださいね。


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■追伸1:「ちなみに、フォロースル―が小さくても凄い選手はいます!」
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■「クルム伊達公子選手です!」

彼女は、本当にコンパクトなフォロースル―を見せてくれますが、
ご承知の通り、素晴らしいボールコントロールと威力を兼ねそろえています。


■あなたも、ご自身の体にあったフォロースル―を見つけるために、

“テスト”を兼ねて小さくしてみると、意外に良いフォロースル―になるかも
しれませんよ。

*(あくまでも、“テスト”で行ってください。

  あえばそのまま変更。

  あわなければ、すぐに戻せば良いからです。)


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■追伸2:「明日か明後日のスポーツ新聞に・・・・・」
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■著書「テニスは頭脳が9割」の広告が載るそうです。

   ↓

■ http://www.tanakashinya.com/amazon_cam/

■出版社様がご連絡をくださいました。

どんな広告になっているのか、今から見るのが楽しみです。

 
■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸3:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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