テニス上達の近道!

〜元オリンピック強化スタッフ&元日本代表コーチの田中信弥が  テニスを通してあなたの人生が豊かになるお手伝いをさせて頂きます〜

2013年07月

■「続々とテニスに対するお声が届きます。今回は何と・・・」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


先日、K・K様から頂いたお手紙をご紹介させて頂いた後、

*(本当は、Y・K様です。
   
  直接、ご本人様からご連絡をいただき、ご指摘を頂きました。

  私が漢字を読めず、イニシャルを間違えてしまい、
  大変な失礼をいたしました。)


さらに多くの方からお手紙をいただきました。

ビックリすると同時に、この場をお借りし、心からの御礼を申しあげます。

「本当にありがとうございました!」


■ビックリついでに申し上げますと・・・

「その道の専門家の方が多数いらっしゃる!」

前出のY・K様には、今回もご意見をいただけたのですが、その最下部には
ロボットを使った、足の使い方に関する研究論文が添付されていました。

何と、大学で超専門家としてご活躍されている方だったのですね。


■早速、論文を読ませていただきましたが、非常に面白い。

ご許可をいただいておりませんので、ここでの発表は当然のことながら
控えさせていただきますが、

「ご提案されているボレーの打ち方が、何と、何と、私が実践DVD内で
会員様にアドバイスさせて頂いているものとほとんど同じ!」

こんな、うれしい偶然も見つけることができました。

(Y・K様、貴重な資料を送ってくださりありがとうございました。)


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■「その他にも・・・」
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■2000年代に入ってからは、テニスに対する筋力トレーニングがかなり
高度化しています。

芝やハードコート等のコートの状況が変わっていないため、
そのコートに対する対応技術がなおざりにされていることは確かです。

やはり、筋力トレーニング等で高度化した場合は、コートに対する対応能力も
合わせて高度化したプログラムも必要と思います。

その点についてはY・K.さんの意見に賛成します。

このことから、日本人として特色を生かしたテニスの技術論といたしましては、
古武道のすり足の技術を現代テニスに昇華することによって、
あらゆるコートに対応できるスタイルができると思います。

それによって、けがや障害の防止ができるのではないかと考えます。

★Y様


■今回のウィンブルドン、シューズメーカーは冷や冷やしながら見ていたので
はないか?と思っていました。

転んだり、早いラウンドで負けてしまったトップ選手達の殆どがNメーカー
だった様に感じていました。

これからは、F1のタイヤの様に、サーフェース毎に加えてドライ用ウェット用
と作らせるプロも出てくるかもしれないと。

それから、今回長年の芝コート管理者が引退されたとも聞きました。

マニュアルには出来ない職人の微調整というのも、クレー以外でもあるのでは
ないかと思ってしまいました。

私は実はテニスどころか運動は一切しません。

Jrのサポートだけで観戦だけは沢山するようになりました。

技術の事は分かりませんが、選手の下半身の動きや筋肉の付き方、
靴に注目しています。

Aメーカー(国産)の選手は怪我が少ない様に感じています。

★匿名希望様


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■「加えて・・・」
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■ウインブルドンの芝の状態については、

「もう芝など止めればいいにの!」

と、極端な事を考えた時期もありました。

しかし、よく見てみると、転倒していない選手もいる。

確かに今年は転倒で負傷者が続出し、異常な感じはありました。

しかし、転倒せず準決勝、決勝まで勝ち上がった選手達もいたわけです。

訓練なのか、なにか工夫があるのかわかりませんが、芝の状態だけを
問題にするのは、解決法として最善とは言えないかも知れないと
思いました。

★M・T様


■昔、レーバー選手がスパイクでプレーしている写真を見たことがあります。

今の全英ではどの様なシューズを着用しているのでしょうか?

スパイクといっても、野球や陸上の如きスパイクでなく、ラグビーの選手が
履いているシューズの様でした。

★T・K様



■私は1938年の1月生まれです。

現在市内対抗戦に出ています。

滑るのを防ぐには、シュウーズの底がある程度減ると、
新しいシュウーズに替えます。

球が飛んでくるところを予測して、一歩踏み込んで取れなかったら?

それ以上、無理をしません・・・  

それなりに、テニスを楽しんでいます!

★A様


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■「それぞれの視点があって楽しい!」
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■上記のように、たくさんのお手紙をいただきました。

*(紙面の関係上、全ての方からのお手紙をご掲載できていないこと。

  心苦しく思い、ここに深くお詫び申し上げます。)


■そして、お読みになればお気づきの通り、

「おのおの、ご自身の立場からテニスの問題を見られており、且つ、自らの
テニスに上手く取り入れ、対処されている!」

こんな素晴らしい風景を感じました。


■これで良いのです。

「テニスという言葉は一つであっても、その中身、楽しみ方は、
テニスをされる方の数だけある!」

これが真実だからです。


■あなたのテニスの楽しみ方は、どのようなものですか?


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「未来のテニスの姿について、素晴しい考察を頂きました!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。

最近、とみにご感想をいただくことが多くなっております。

非常にうれしく思います。

この場をお借りして、深く御礼を申し上げます。


■そして、そのご感想の内容が濃いこと、濃いこと。

思わずご紹介したくなるものばかりであり、今日はその一つをご紹介させて
いただきます。

テニスの未来を考えた上でのご意見であり、私自身、かなり刺激を受けました。

あなたが、どのようにお感じになるのか?

聞かせていただければ幸いに存じます。

     ↓

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■「前回のブログ、『一歩、間違ったら惨事になるような転び方をしている』

  について。」K・K
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■田中信弥 様

平成25年7月12日版 ニュースレターvol,261号、興味深く拝読しました。

今回のウィンブルドンで、選手が滑ったり、転んだりするのは、

「パワーは非常に向上したが、障害の観点からは動き方に問題点が
残されているのではないか?」

と、私は感じました。


■テニスのパワー向上のための練習と平行し、滑りにくい、転びにくい動きの
練習が、今後のテニスの重要な課題であるという意味です。

障害を軽減する工夫は、他のスポーツでも同様に求められると思います。

地面を強く蹴る、足で踏ん張る、体をねじるほど、力学的には滑りやすく、
障害も増えるはずです。


■ウィンブルドンが素晴らしいのは、やはり、芝のコートだからであって、
コートを変えるよりは、芝に合うようなテニスの動きを模索するのが、
テニスの伝統の魅力を末永く存続していくのには大切なことのように思います。


■芝のチャンピオン、クレーのチャンピオン、ハードコートのチャンピオン、
あるいは全てのコートのチャンピオンなど、いろいろな足場でのフットワーク
の研究を極めて、いろいろなテニスがあった方が面白いような気がします。


■足場や天候や昼夜に関係なく、平常心?で任務を果たす忍者?の動きは、
日本人のテニスにとっては、良いお手本になりうるのではないでしょうか?

以上、独断と偏見による私の感想です。

K・K


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■「なるほど!」
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■「滑りにくい、転びにくい動きの練習が、今後のテニスの重要な課題」

この言葉には、“ズシン”きました。

私は、暗に外部環境の変化を推進しましたが、内部環境(選手側)の変化に
視点を持って行かれたところは「流石です!」


■このように、一つの問題に対し、たくさんの方が色々な角度から眺めること
で、一人では見えなかったことが見えてくる素晴らしがあります。

K・K様には感謝を申し上げると共に、今、お読みくださるあなたからも
ご感想を頂けるとうれしく思います。

*(共に意見交換しながら、“高み”に昇っていきましょう)


■ということで、今日の学びとしては、

「テニスを、色々な視点、たくさんの方々の視点から“高み”に向かわる!」

こちらになると思います。


■もちろん最終的には・・・

「自身の選択が最重要!」

これは言うまでもありませんね。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「“ちょっと”気になる、テニスの話!」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■今日は、“ちょっと”気になるテニスの話をします。

*(本当は、アンディ・マレー選手のウインブルドン優勝要因を、
  テクニックの観点から“ほぐす”予定でしたが・・・

  「田中のいつもの変更癖だな!」

  と、お許しいただき、聞いて頂きたいと思います。

  もちろん、アンディ・マレー選手の話は今後する予定です。

  こちらの方も楽しみにお待ちくださればと思います。)


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■「大波乱、大波乱のウインブルドン!」
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■私がここで語るまでもありませんが・・・

「今年のウインブルドンは大波乱の連続!」

それも、ここ十数年で一度もないほど、多くのトッププレーヤーが早期敗退。

多くのテニスファンが描く、“グランドスラム大会終盤の顔”が、
こぞって大会から姿を消してしまったことは、全世界のテニスファンならず
ともビックリの現象となりました。


■そして、その原因の一つに、怪我の多さを無視することはできません。

アザレンカ選手を筆頭に、怪我で試合を断念する選手。

何とか勝ち上がってはきたけれど、満身創痍の選手。

この比率が、例年に比べて多いように感じ、また無事に過ごした選手でさえ、

「一歩、間違ったら惨事になるような転び方をしている!」

こんな光景を幾度となく見たことは、特筆すべきことです。


■この現象の裏には・・・

「世界トップ選手のフィジカル能力が上がりすぎ、芝生のコートでテニス
行うことの危険度が、今までにないほど上がった!」

このような背景があると感じています。


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■「少し前のことです!」
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■元世界NO、1であるボリス・ベッカー氏の、“回顧録”インタビューを聞く
機会がありました。

その中で氏は、

「サンプラスの出現で、世界のテニス基準が一段階上がったように感じた。」

このように述べていました。

*(その横では、ベッカー氏とサンプラス氏のウインブルドン決勝の映像が
  流れていました。

  そして、全く次元の違うテニスを披露するサンプラス氏に対し、
  戸惑いを見せるベッカー氏の姿が、そこにはあったのです。)


■当然、その後も時代は進んでいます。

すると、現代のチャンピオンである、マレー選手、ジョコビッチ選手、
フェデラー選手、ナダル選手。

彼らは、サンプラス氏の時代より、遥かに次元の高いテニスを披露している
ことになります。(実際、そうです)


■これほど時代の変換と共に、テニスの次元も高くなるということは、
当然、その後ろ盾として、フィジカル能力の大幅アップが存在します。

フィジカル能力が高いということは、もの凄い運動力を発揮できるということ。

運動力が高ければ、それに見合ったコートが必要に。


■そのような意味からすると・・・

「現代の選手にとって、芝生のコートは危険すぎる!」

こんな新しい現実が、生れてきているように思えます。


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■「アイルトン・セナ氏の事故死を覚えていますか?」
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■“F1の貴公子”こと、アイルトン・セナ氏。

彼は、あるレースで返らぬ人となりました。

そのレースが行われる直前、彼は言ったのです。

「このコースには、砂利が多すぎる。

事故が起こる危険性がある!」

そして、彼の身に事故が降りかかりました。


■ウインブルドンでは、致命的なケガ
は今のところ起こっていません。

ですが、アイルトン・セナ氏のレース前のコメントではありませんが、
事故の起こる前兆を感じてしまうのです。


■もの凄い運動力を有した選手達が、足元のしっかりしない芝生上を全力で
走る。

当然、止まることが難しい。

それを無理に止めようとして・・・

「取り返しのつかないケガにつながるのです!」


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■「これは、私の推論です!」
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■ですが、小学生の頃からウインブルドンを見続けてきた39年を
振り返っても、

「今ほど激しく動く選手は、いなかった!」

これだけは断言できます。


■そして、テニスの進化は今後も続きます。

すると、何らかの対策を講じないと、さらにケガ人が増える危険性は
否めないような気がするのです。


■私の推論が、杞憂に終わればと思います。

ただ、デルポトロ選手の転び方。

マレー選手、ジョコビッチ選手の滑り方。

その光景は、今までにない“ヒヤヒヤ”感を、私に生み出しました。


■歴史と進化。

譲れない部分と、変化させるべきところは変化させる融通性。

このバランスの重要性を強く感じた、今回のウインブルドンでした。


■あなたは、どのようにお感じになられたでしょうか?


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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About us
田中信弥画像

日本のトップジュニアとして活躍後、法政大学在学中にプロ選手を連破し、プロに転向。 その後、全日本選手権ベスト4、全日本ローンコート選手権ベスト4、関東オープン準優勝、 神奈川オープン、東北オープン優勝等を収める。日本プロランキング7位。

委嘱状

現役引退後は、伊達公子氏のアメリカ遠征に2年連続同行し、 ナショナルコーチ及びオリンピック強化スタッフを歴任。 男女日本代表選手の指導、ジュニア日本代表の育成に従事し、 (財)日本テニス協会強化副委員長も務めました。 更には、日本体育協会テニス上級コーチも取得。

プロサッカーチーム、鹿島アントラーズとの提携ではじめた 「鹿島アントラーズテニスクリニック」では、月2回、たった90分のクリニックで、 進学校生を地元史上初めてインターハイに出場させる。 地元では「オリンピック選手を輩出したに等しい」との評価を受け、 その模様は雑誌「T・テニス」にて3回にわたり掲載されました。

又、年間200回に及ぶオンコートテニスセミナーを全国で開催し、 「脳の仕組み」、「体の仕組み」を利用した最短時間上達法 「瞬間直し(R)」 を伝授。

その指導法は、NHK中国地方版ニュース、NHK鳥取地方版ニュースにて 「田中信弥の指導法」としても紹介されました。 その他、NHK全国版技術特集、TV東京「おはスタ!」、東海TV等々に多数出演。 雑誌「T・テニス」においては、「ファイルレッスン(カラー16ページ:読者ランキング1位)および 「基本の強化書(カラー6ページ)」を大好評連載しました。

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