テニス上達の近道!

〜元オリンピック強化スタッフ&元日本代表コーチの田中信弥が  テニスを通してあなたの人生が豊かになるお手伝いをさせて頂きます〜

2013年04月

■テニスコーチの神様、ブラッド・ギルバート氏と田中との違いは?」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■大きな国際大会では、有名選手が大挙して出場しているため、
セキリュティは当然のことながら厳しい。

伊達公子選手に帯同したアメリカの大会には・・・

男子は、サンプラス選手を筆頭に、アガシ選手、ベッカー選手等。

女子は、グラフ選手、サンチェス選手、サバティー二選手等。

世界最高峰のテニス選手であり、世界的なセレブ人である彼らが参加していた
ため、最高レベルのセキリュティが発動されていた。


■大会会場は非常に広い。

そのため、至る所にガードマンが立っており、彼等は我々のつけている
IDカードを見て、場所への立ち入りを許可したり、却下したりしている。


■識別は、至って簡単。

IDカードに、たくさんの色付きシールが貼られており、その場所に入るために
必要な色のシールが貼られていれば・・・

「どうぞ、お入りください!」

貼られていなければ・・・

「お引き取りください!」

となる。


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■「私が男子ロッカールームに向かうと・・・」
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■突然だが、

「私は男だ!」by田中

「田中さん、何を当たり前のことを言っているのか?

もちろん、あなたは男だ!」byあなた

とは言わないでいただきたい。

伊達公子選手との練習後、汗をかいたシャツを着替えに
男子ロッカールームに入ろうとした私は、

「何と・・・入れてもらえなかったのだから!」


■190cm以上はあろうかという、黒人系の大きなガードマン。

彼は私のIDカードを見るなり、首を横に振り、

「お前はここに入れない!」

とばかりに、一瞥を食らわした。

その横を、当時、アンドレ・アガシ選手のコーチを務めていた
ブラッド・ギルバートコーチが、大会関係者と談笑しながら通り抜けて行く。

もちろん、男子ロッカールームに入るためだ。


■「何だ? どいうことだ? 俺は女子ロッカーで着替えろと言うことか?

いや、それはありえない。ならっ? 外か? 外?? ウソだろう・・・」


■本当だった。

当時、女子世界ランキング4位の選手に帯同したその日本人コーチは、
観客がスタジアムに足を運び始めた午前11時過ぎ、スタジアムの屋台骨と
なっている鉄柱の陰に身を寄せ、“ひっそり”と濡れたTシャツを着替えた。


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■「冗談じゃない!」
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■「伊達選手は、普通にいけば最終日近くまでは勝ち残る。

すると私は、一週間、外で着替えるはめになるのか???

信じられない!」


■考えれば考えるほど、いてもたってもいられなくなり、
急遽、伊達公子選手に相談。

話を理解した彼女は、通訳と私と一緒に大会本部に出向いてくれた。

「彼は私のコーチです。

なのに、男子ロッカールームに入れないんです。

IDを変更してください。」by伊達公子


■染めた金髪と、もとのブラウンの髪が入り混じった、
50代らしき品の良さそうな役員の女性は、

「あぁ、そうだったの。ごめんなさい。」

と、すまなそうに返答している。


■「“ホッ”良かった!

これで、男子ロッカールームで着替えられる。」

やり取りの様相から、私は安堵を覚えた。


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■「誰かが間違えたのね!」
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■「でも、誰が間違えたのかしら?

わからないから、調べようがないわ。

申し訳ないけれど、我慢してね。」


■耳を疑った。

「えぇ???

そうゆう展開あり?

考えもしなかった。

おいおい、一体、アメリカはどうなってるんだ?」


■再度、伊達公子選手が、

「ブラッド・ギルバートコーチは、全ての場所に入れるIDカードを
所有しています。

ミスター田中も、私のコーチなのですから、ギルバートコーチと同じIDを
ください!」


■「う〜ん。

一度、発行したものは変更できないのよ。

本当にごめんなさないね。」


■「そんなことありえない。

難しい作業ではない。

他の人のIDカードが間違っていたら、変更するんじゃないの?」

疑いの気持ちが強くなり、優しい笑顔の女性が映画の中の悪女に見え始めた。


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■「終わらされた!」
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■その後は、「暖簾に腕押しとはこのことか?」というような展開。

押しても、引いても、IDカードはどうしても変更してくれない。


■やり取りの最中、色々な思いが“グルグル”と頭の中を駆け巡ったが、
だんだんとわかってきたことがあった。

漫画、名探偵コナンの決め言葉、

「真実はいつも一つ!」

ではないが、

「私は、この一週間、男子ロッカールームで着替えることはできない!」


■交渉をあきらめて、トーナメント本部を出た瞬間、伊達公子選手が言った。

「いっつも、こうなんですよ。

あからさまに依怙贔屓して!

以前も、車の会社がスポンサーになっている大会で、選手に貸してくれる
のはうれしいんですけれど、他のトップ選手と私とでは車のグレードが
全く違うんですよ!

信じられます?」


■これが、真の実力社会の現実か?

そして、人種差別が根強く残っているのだろうか?


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■「そういえば・・・」
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■知り合いの方の息子さんもアメリカで活躍されているが、
当初はそうとうに苦労したらしい。

「他の人の3倍働いて、やっと一人前として認められた。

アメリカで生きるのは厳しい!」


■伊達公子選手は、第五のグランドスラムと言われるその大会で、
みごとに決勝進出。

グラフ選手に敗れはしたが、素晴らしい頑張りを見せ、
アメリカのテニスファンを虜にした。


■当たり前だが・・・

私も一週間。

練習の汗で“ビショビショ”になったTシャツを着替えるため、
スタジアムの柱の陰に向かった。


■会場を出たり入ったりする観客が、

「何でこんなところで着替えているの?」

と、ときおり不思議そうにこちらを見る。

だが、私は気づかない“フリ”をし、黙々と着替えた。


■スタジアムの大きさと、世界の大きさ(広さ)を一緒に感じた。

当時、30歳。

少し、大人になれた瞬間だったのかもしれない。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「あのテニス世界NO、1、ボリス・ベッカー選手が・・・」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■伊達公子選手の練習時間内。

他の選手にコートを譲ろうとしたことで、日本人的な感覚、人としての感覚を
再認識すると共に・・・

「甘かった!

どこの世界にも、表と裏がある。

キレイに見える表の部分。

汚いとは言わないが、現実の厳しさを反映させた裏の部分がある。」

このように感じることとなった私。


■その直接的な引き金となったできごと。

それを今日、お話しします。


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■「大会初日は明後日・・・」
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■そのため、翌日はまだ練習日。

私は練習コートを予約するため、会場の2階に設置された練習コート予約
デスクの前に立っていた。


■眼下には、机に貼られた練習コート予約表。

「お一人様、30分限り!」

と、デスクからのきついお達しが書かれている。


■目を前に向けると、

「何か用か?」

と言わんばかりの目つきでこちらを見る、係りの者が腕組みをして座っている。


■「この厳格さ。

さすが世界最高峰の大会のひとつだ。

『1時間半は練習したい!』

とリクエストしてきた伊達公子選手にも、納得してもらわなければならないぞ。

誰もが公平に、30分しか予約できないことを!」


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■「と、思ったのもつかの間・・・」
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■現実は違った。

「ベッカー!!!」(ものすごく大きな文字)


■たて約5センチ。

横、約10センチ。

選手が自らの名前を書き込むために設定された、この30分枠の大きさ。

そこに収まる文字とは全く別物。

それが、“世界最高男子テニスプレーヤー”といわんばかりの威光を
放ちながら、目に飛び込んできた。


■そう。

17歳でウインブルドンを制した世界的に有名な神童は、

「お一人様、30分限り!」と注意書きされた紙の上で、

威風堂々という言葉が正しいかどうかわからないが、
2時間以上の練習時間枠をガッチリと確保していた。


■そこからは・・・

「何人たりとも、この時間帯で練習することは許されない。

もちろん、一人に割り当てられた30分の練習時間枠など、
このベッカー様に当てはめることなどできない!」

直接には語りかけてこなかったが、こんな声も聞こえてきた。


■おまけに。

決して消されることのないよう、その部分にはご丁寧にボールペンで斜線が
引かれた状態となっていた。


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■「グゥッ・・・」
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■私は言葉に詰まった。

そして、一呼吸置くと

「・・・これか!

これが、伊達公子選手が私に伝えようとしていたことなんだ。」


■力ある者と、力ない者との間にある、あからさまな差別。

加えて、

「私だって世界4位。

なのに日本人というだけで、他の世界トップ選手に比べ、著しく待遇が悪い!」

昨晩の夕食時。

伊達公子選手の言い放った言葉の意味も、ようやく理解した。


■そのとき、横で一緒に食事をしていた松岡修造氏も、
世間が想像する彼のイメージとはかけ離れた声のトーンで、“ボソッ”と一言。

「昔は、もっとひどかったんですよ。

日本人というだけで練習してくれなくて・・・」

“ジッ”と私の目を見据えしゃべりながらも、どこか遠くを見ているような

その目が、妙に印象的だった。


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■「意を決して・・・」
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■おもむろに鉛筆を持った私は、覚悟を決めた。

「ベッカー選手が2時間も練習枠を取れるなら、

伊達公子選手だって1時間半取れば良い!」

練習デスクの係りの顔は見ず、伊達公子選手の希望練習時間帯に向かい
一気に名前を書き込み、思いっきり斜線を引いた。

*(ボールペンではなかったが、)


■係りの視線が、すぐに飛んできた。

「No!、 only 30min!!」

ベッカー選手の練習枠など目に入らないかのような強い口調。


■しかし、私もひるまない。

「but・・・」

しゃべれない英語を途中で捨て、人指し指でベッカー選手の練習枠をさした。


■すると、

「I don’t know 、I don’t know・・・」

首を横に振りながら、私は何も知らないという態度を取る係。

「そんな言い訳あるか?」

と思いながらも、どうにもならない現実に無力感を覚える私。


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■「そんなやり取りを、横目で見ていたスペイン女子選手は・・・」
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■“チラッ”と、一瞬だけ私に視線を走らせたあと、何事もないように
30分の練習枠を予約。

書き終わると、さっさと奥のプレイヤーズラウンジに昼食を取りに
行ってしまった。


■どこか、置いてきぼりを喰らったように感じる私。

しかし・・・

厳しい現実は、これだけでは終わらなかった。

今度は、私自身。

そう、自らも“きつい洗礼”を浴びることになろうとは、
そのときは知る由もなかった。

(続く)


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「伊達公子選手に怒られました!」の真相■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■「信弥さん! そういうことをするから日本人はなめられるんです!」(怒)

1万人以上入る、大きなセンターコート。

コート後ろのバックフェンスが高い壁であったため、普通以上に反響した
伊達公子選手からの厳しい声。

その普段は聞かれないトーンに、私の背中は“ビクッ”と反応した。


■私の後ろには、次に練習を控えた選手がボレー対ボレーで体を慣らしながら、

「今か、今か」と、我々の練習が終わるのを待ちかまえている。

その彼女たちも、ただならぬ伊達公子選手の声に反応。

ボールを打つのを止め、ネットの向こう側にいる伊達選手に視線を飛ばした。


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■「激怒の理由・・・」
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■私の極めて日本人的な感覚だった。

「プリーズ!」

と、あてがわれた練習時間30分を使い切る前に、

「今日、やるべき練習は全て終えた!」

と判断した私は、次に練習を控えている選手に声をかけたのだ。


■これが、10代の頃から世界を股にかけ戦い続けてきた伊達公子選手には、
生ぬるく映った。

「甘い姿を見せたら、一気に飲み込まれる!」

伊達公子選手が養ってきた、“勝負勘”がフル稼働した瞬間とも言える。


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■「早く代わってよ!」
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■口にこそ出さない。

が、確かに前の時間帯に練習している選手に対し、無言で圧力をかける選手は
存在する。


■そこには、「お互い様!」という、日本人的文化は存在しない。

弱肉強食の世界。

・「少しでも有利な状況を作ろう!」

・「例え1分半という短い時間だとしても、自分の練習時間を他の選手に
  与えるなんて考えられない!」

こんな空気が強く漂っている。


■そして、その“世界基準”の空気を読まなかった私を見て、

「プレッシャーに屈したのでは?」

と、伊達公子選手は危惧したわけだ。


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■「あなたは、どのように思われますか?」
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■当事者である私の心境は・・・

「大袈裟だなぁ!

行うべき練習が出来ていないなら、いざ知らず。

キッチリと、やるべきことはやった。

ならば、わずか1分半くらい譲ったっていいだろうに・・・」

正直、当初はこのように考えた。


■しかし・・・

「甘かった!

どこの世界にも、表と裏がある。

キレイに見える表の部分。

汚いとは言わないが、現実の厳しさを反映させた裏の部分。

そして、内部に近い人間ほど、裏側の影響を受けることを
深く認識していなかったのだ。」


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■「何が、私の考え方を大きく変えたのか?」
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■伊達公子選手に怒られた後。

昼食を終え、翌日の練習コートを予約するために訪れたトーナメントデスクで
その出来事はおこった。

しかも問題提起したのは、あの世界NO、1、ボリス・ベッカー選手。


■非常に衝撃的な話。

それゆえ、今すぐお話ししたい気持ちはある。

だが、例によって長くなりすぎました。

続きは、明日以降のお楽しみにして頂ければ幸いです。


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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■「“本物”のチャンピンになるために、絶対に必要な打ち方とは?」■

■こんにちは、田中信弥です。

いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。


■先日、セミナーを行いました。

題材は、

「未来を先取りする“ライジング打ち”マスターセミナー」


■いやぁ〜、開催して良かった!

今から訪れる輝かしい未来。

この素晴らしき未来を、確実に手に入れるための方策。

これをマスターすることができたからです。


■裏を返せば・・・

「普段、どれだけ頑張って練習されていても、“試合に勝つ”という
視点から見れば、意味ない練習に終始されていた危険性がある!」

こんな姿を露呈されたとも言えるのです。


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■「世界トッププレーヤーの試合をご覧になればおわかりの通り・・・」
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・「色々なタイミングでボールを打つことで、対戦相手に的を絞らすことなく
  戦っている!」

・「色々なタイミングでボールを打つことで、その状況に適した返球が
  できる!」

このようなことが、極々、普通に行われています。


■ところが。

ウィークエンドプレーヤーの方々は、常に一定ペース、常に同じタイミングで
ボールを捉えることが多く・・・

・「対戦相手が慣れてしまう!」

・「場面、場面に適した返球ができていない!」

こんなジレンマを抱えながら、試合を行っているのが現実です。


■これでは、

練習のチャンピオンになれても、“本物”のチャンピオンにはなれない!」

こんなテニス人生が待ち受けていることになります。


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■「確かに・・・」
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■テニスを習い始めた初期段階では、一定のリズム、一定の打点で打つことは
有効であり、現実的な練習ともなるでしょう。

ですが、ある程度のテニス歴を持ち、テニスレベルが上がるにつれ、

・「テニスは陣地取りのスポーツ!」

・「陣地を取るためには時間短縮が不可欠!」

・「時間短縮は、ボールスピードを上げるか、打つタイミングを早くするか
  の二つ!」

・「ボールスピードを上げるには才能的な部分に頼る必要もあるが、
  タイミングを早くすることは、慣れれば誰にでもできる!」

こんな方程式のもと、多数のリズム、ストライクゾーンの広い打点を
手に入れることが大切となるのです。


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■「これは、先日お伝えした・・・」
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■「ベテランテニスの限界から考える、選択と集中の美学とは?」パート1

でお話ししたことにも、通ずるところがあります。


■つまり・・・

・「ライジングでボールを捉えることで体力温存ができる!」

・「タイミング早く打つことで、相手からのミスを早く引き出すことに成功!」

・「攻められている状況を、起死回生の一発で逆転できる!」


このように、体力が落ちてきた中でも戦うことができるようになるわけです。


■もちろん。

・「ミスばかりで面白くない!」

・「タイミングを早くして打つのは難しく感じる!」

こんなストレスを感じることもあるかもしれません。


■ですが、私が開催したセミナーにおいても、

「“コツ”さえ教えてもらえれば、感覚を変えることは、
思いのほか簡単でした!」

という声が聞こえてきたように、創意工夫をすれば誰でも必ずできるものなの
です。


■敵は諦める心。

そして、

「才能がないから、お前には無理だよ!」

こんな真実とは違う、外部の心無い声だけだと感じています。


■あなたは、どのようにお感じになりますか?


■いつも最後までお読みくださり、心から感謝しております。


田中信弥


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■追伸:「あなたのテニス上達&健康&人生の幸せを心から願っています。」
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About us
田中信弥画像

日本のトップジュニアとして活躍後、法政大学在学中にプロ選手を連破し、プロに転向。 その後、全日本選手権ベスト4、全日本ローンコート選手権ベスト4、関東オープン準優勝、 神奈川オープン、東北オープン優勝等を収める。日本プロランキング7位。

委嘱状

現役引退後は、伊達公子氏のアメリカ遠征に2年連続同行し、 ナショナルコーチ及びオリンピック強化スタッフを歴任。 男女日本代表選手の指導、ジュニア日本代表の育成に従事し、 (財)日本テニス協会強化副委員長も務めました。 更には、日本体育協会テニス上級コーチも取得。

プロサッカーチーム、鹿島アントラーズとの提携ではじめた 「鹿島アントラーズテニスクリニック」では、月2回、たった90分のクリニックで、 進学校生を地元史上初めてインターハイに出場させる。 地元では「オリンピック選手を輩出したに等しい」との評価を受け、 その模様は雑誌「T・テニス」にて3回にわたり掲載されました。

又、年間200回に及ぶオンコートテニスセミナーを全国で開催し、 「脳の仕組み」、「体の仕組み」を利用した最短時間上達法 「瞬間直し(R)」 を伝授。

その指導法は、NHK中国地方版ニュース、NHK鳥取地方版ニュースにて 「田中信弥の指導法」としても紹介されました。 その他、NHK全国版技術特集、TV東京「おはスタ!」、東海TV等々に多数出演。 雑誌「T・テニス」においては、「ファイルレッスン(カラー16ページ:読者ランキング1位)および 「基本の強化書(カラー6ページ)」を大好評連載しました。

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