テニス上達の近道!

〜元オリンピック強化スタッフ&元日本代表コーチの田中信弥が  テニスを通してあなたの人生が豊かになるお手伝いをさせて頂きます〜

2010年08月

■ミスをする最大の原因はどこに?

■こんにちは、田中信弥です。

今日は、「ミスをする最大の原因はどこに?」

このお話をさせていただきます。


■「打つ前にミスの80%は決まっている。」

このように言ったら、あなたは驚きますか?

それとも反論されるでしょうか?

しかし、今からお話することを冷静に考えてくだされば、
頭の良いあなたであれば納得されるはずです。


■テニスコートは以外に広いものです。

そして、あなたの対戦相手は、あなたをやっつけるために
広角にボールを散らして打とうと頑張っています。

つまり、あなたは思いのほか広範囲をケアしてから、
ボールを打ち返さなければならないのです。

言い換えれば、

「ボールを打つことに一生懸命になる前に、正確にボールのところに移動することに
 意識を傾けなければ、しっかりボールを打ってミスを減らすことなどできやしない!」

ということなのです。

*(ボールのところに正確に行ってからラケットを振らなければ、
  いくら格好の良いフォームを振りまわしても、それは単なる
 “素振り”で終わってしまいます。)

そのため私は、「ミスをする最大の原因はどこに?」と聞かれれば、

「ボールを打つ前にあります。」とお答えするわけです。


■ただ、残念なことに“打つ前”を意識して練習されている方は思いのほか少ないものです。

これは、練習方法に工夫が必要なのでいたしかたない部分もありますが、
あまりにももったいない事実です。

わかりやすいようにテストの問題に置き換えて考えてみますと、

「80点の問題と20点の問題の2つがありました。

 どちらを解いたら高得点を挙げられるかは“一目瞭然”。

 しかし、なぜか常に20点の問題ばかりを解こうとしている。

 そのため、いつも最高でも20点が限界であり、いつまでたっても高得点を
 挙げることができない。」

こんな状態をテニスで続けていると言えるのです。

これでは、ある時期から(テニスが上手くなり始めてから)
ミスが減らせなくなるのは当たり前なのです。


■今度の練習からで構いません。

やり方も完璧でなくて構いません。

しかし、

「打つ時はもちろん大切。だが、もっと重要なのは打つ前。
 ここにミスの80%が隠れているのだから!」

この言葉を頭の片隅に残しながら練習に挑んでみてください。

それだけでも、フォームを変えずにミスが減るはずですから。

■いつもお読みくださり、心から感謝しております。

田中信弥

■「瞬間直し(R)実践会」にご入会ご希望の場合は、以下のアドレスをクリックし、
詳しい内容を隅々までご確認ください。
   ↓
■ http://tanakashinya.com/course.cfm

---------------------------------------------------------------
    ◇「お客様からのお声です。」◇
---------------------------------------------------------------

「理論を聞いてみると確かに納得。更にやってみて納得。」

こんないい事尽くめでした。

他の会員さんのコメントを見ていて、「本当かな〜?」 と
いつも疑心暗鬼でしたが、実際、会員になってみて、
始めて会員さん達の声が本物だという実感が湧きました。

会員フォーラム内の会員さん達の実践報告も大変熱く勉強になります。

瞬間直し実践会会員 S・S

■「瞬間直し(R)実践会」にご入会ご希望の場合は、以下のアドレスをクリックし、
詳しい内容を隅々までご確認ください。
   ↓
■ http://tanakashinya.com/course.cfm

■スマッシュの練習方法

■こんにちは、田中信弥です。

少し、ブログの更新が滞っていました。

毎日、楽しみにのぞいてくださっていた方には、大変、
申し訳なく思っております。

もちろん、「サボろう。」と思っていたわけではないのですが、
どうしても時間が取れない時期もありまして・・・・・

私の場合、日々の日記という形で今までブログを書いていません。

つまり・・・・・

「読んでくださった方のテニスに少しでもお役に立ちたい!」

このスタンスで執筆させて頂いています。

すると、どうしても1本のブログを書くにも時間を要してしまうのです。

これはもう、“いたちごっこ”のようなもので、

「濃い内容のものを執筆しようとすれば、時間がかかり書けない日が出てくる。

 毎日に近い更新を義務付ければ、簡単な内容のものを書かざるをえない。」

こんな“ジレンマ”との闘いです。

もう少し様子を見ます。

そして、「今のような間隔を空けた更新の方が良いのか?」それとも、

「毎日に近い更新の方が良いのか?」これを見極めていきたいと考えています。

引き続き、応援の方、よろしくお願いいたします。


■さて今日は、スマッシュの練習方法という話題でお話します。

「スマッシュはボールを上から叩き込んで打つ!」

このように思っていたり、実際に上から叩き込んで打たれる方も
いらっしゃいます。

が、これは“百害あって一利”なしです。

もちろん、ネットタッチするくらいネットの近くから打てば、
上から打ち込んでも相手コートに入ることはあります。

ですが、コートの色々な場所からスマッシュを決めようと思うなら、
上から打つことはご法度です。

ミスばかりになってしまうからです。


■これは物理の原則が働いているだけの話です。

ボールを上から打つと、ボールは急落下します。

そのため、上から叩きつけてネットを越すためには、ネットのかなり近くから
打たなければならなくなるのです。

ただ、問題は物理だけではありません。

ボールを上から叩きつけ、仮に相手コートに入れることができたとしても、

「上から叩きつけて打ったスマッシュは、相手コートボールが弾んだあと
高くバウンドしてしまう。」

こんな意味のないスマッシュになってしまう危険があるのです。

つまり、ボールがバウンドしたあと高く弾んでしまうと、
スマッシュは決まらないばかりか、“スマッシュ返し”の餌食になる
危険性もでてくるのです。

(スマッシュを打ったにもかかわらず、そのボールを倍返し的に
打ち返されてしまうのです。)

そのためスマッシュの上手い人は、スピード豊かか、
もしくはスピードはそれほどなくても、ボールが弾んだあと
滑るような弾道のスマッシュを打つのです。


■ただ・・・・・

・「どうしても上から叩きつける癖が抜けない。」

・「スマッシュを上手くする手立て見つからない!」

このようにおっしゃられる場合もあるので、ここに“即席上達法”を
記しておきます。

その練習法とは、「練習ではアウトを打ち続ける!」これになります。

*(打ち方のメカニズムが正しい場合に限り、効果があります。)


■“ビックリ”の練習法に聞こえたかもしれません。

ですが、もちろん私は“マジ”で言っています。

なぜ、この練習法が効果を発揮するかですが

「上からボールを叩きつけてアウトを打つのは難しいからです。」

そのため練習時には、

「常にアウトのスマッシュを打ち続ける。場合によっては、
バックフェンスにダイレクトにぶつける。」

この練習法を採用してもらいたいのです。

実はこの練習法、私もたくさんやってきました。

そして、世界で活躍しようと頑張っている選手達も、正しいう打ち方を
学ぶため、ウォーミングアップ時、そして調子が悪くなったときに
おこなっているのです。

ですから、効果があることは“お墨付き”です。


■しかし、それほど効果がありながら、ひとつだけ大きな問題があります。

それは・・・・・

1・「アウトを連発するのは恥ずかしい!」

2・「バックフェンスにボールをぶつけることに罪悪感を感じる。」

3・「お〜い、いい加減にコートの中に入れろよ!」(怒)と
   
   仲間に揶揄されることに堪えきれない。

この3つにあげられる様に、上手くなることとは別の問題に
“過大なストレス”を感じ、練習自体ができなくなってしまうことが
あるのです。

*(目の前に効果の高い練習方法があるにもかかわらず、
 “既成概念”等が邪魔をし、結果を改善できない場合が多々あるのです。
 *もったいない話ですが、事実です。)


■そのため、この効果の高い練習法を常に行うには、

「テニスはミスするスポーツ。初めからミスしない人など存在しない。

 そして私は、上手くなるために人と違う効果的な練習法を
 採用しているのだ。今に見ていろ!」

これくらいの反骨心を笑顔の裏に忍ばせておくことが大切になります。


■是非、あなたが“既成概念”を打ち破る旗手となってください。

そして、

「スマッシュを上から叩きつけてしまう。」

「スマッシュを上手く打てない。」

などの悩みを、自ら、もしくは周りの方が感じていらっしゃるなら、

まずは、アウト(バックフェンス打ちを含む)を連発させる練習法を
採用してみてください。


■追伸:

私のサービス練習は、今でもコートに入れることは殆どありません。
(スマッシュではありませんが。)

試合開始前の数本はサービスボックスに入れることはありますが、
9割9分のサービスをバックフェンスにぶつけているのです。

そのおかげで・・・・・

「サービス&スマッシュは絶好調です。」

田中信弥

■「瞬間直し(R)実践会」にご入会ご希望の場合は、以下のアドレスをクリックし、
詳しい内容を隅々までご確認ください。
   ↓
■ http://tanakashinya.com/course.cfm

-------------------------------------------------------------
◇ 「お客様からのお声です。」 ◇
-------------------------------------------------------------

テニス暦15年。

あまり上達しないので、最近10年通ったテニススクールを辞め
テニスに対するモチベーションもかなり低下していました。

市民大会に出ても3Rくらいがやっと。

いつも自分から崩れて負けていくことに何度も悔しい思いをしました。

シード選手には1度も勝った事がありません。

これでだめなら”趣味のテニス”と割り切ろうと、思い切って入会しました。

ベーシックビデオを毎日見て、気になったバックナンバーを購入し、
毎晩何度も見ました。

やっとコートに立ったその時に感じたのは不思議な落ち着きです。

なんだかわかりません。

が何をチェックすべきか、どうしたらよいかがはっきりとわかっているので、
失敗しても前向きなんです。

これには驚きました。

田中プロのフットワークを何度も何度も見ていたので
体も自然に動いてくれます。

ブラッド・ギルバートのウイニング・アグリーを読んだときも、
かなりショックを受けましたが、やはり映像の力はそれ以上でした。

技術的にはサーブが窮屈でなくなり、力を入れずに今まで以上のボールが
打てるようになりました。

もうちょっと早く出会いたかったです。

とても時間を無駄にしたような気がします。

これからもどんどんいろんなことを吸収して、市民大会で優勝したいと
思います。

瞬間直し(R)実践会会員 T・H

■「瞬間直し(R)実践会」にご入会ご希望の場合は、以下のアドレスをクリックし、
詳しい内容を隅々までご確認ください。
   ↓
■ http://tanakashinya.com/course.cfm
About us
田中信弥画像

日本のトップジュニアとして活躍後、法政大学在学中にプロ選手を連破し、プロに転向。 その後、全日本選手権ベスト4、全日本ローンコート選手権ベスト4、関東オープン準優勝、 神奈川オープン、東北オープン優勝等を収める。日本プロランキング7位。

委嘱状

現役引退後は、伊達公子氏のアメリカ遠征に2年連続同行し、 ナショナルコーチ及びオリンピック強化スタッフを歴任。 男女日本代表選手の指導、ジュニア日本代表の育成に従事し、 (財)日本テニス協会強化副委員長も務めました。 更には、日本体育協会テニス上級コーチも取得。

プロサッカーチーム、鹿島アントラーズとの提携ではじめた 「鹿島アントラーズテニスクリニック」では、月2回、たった90分のクリニックで、 進学校生を地元史上初めてインターハイに出場させる。 地元では「オリンピック選手を輩出したに等しい」との評価を受け、 その模様は雑誌「T・テニス」にて3回にわたり掲載されました。

又、年間200回に及ぶオンコートテニスセミナーを全国で開催し、 「脳の仕組み」、「体の仕組み」を利用した最短時間上達法 「瞬間直し(R)」 を伝授。

その指導法は、NHK中国地方版ニュース、NHK鳥取地方版ニュースにて 「田中信弥の指導法」としても紹介されました。 その他、NHK全国版技術特集、TV東京「おはスタ!」、東海TV等々に多数出演。 雑誌「T・テニス」においては、「ファイルレッスン(カラー16ページ:読者ランキング1位)および 「基本の強化書(カラー6ページ)」を大好評連載しました。

非常識なテニス上達法則!

あなたがテニスを練習する上で役立つヒントやポイントが満載のEメールセミナーを配信中!ご登録はこちら!
QRコード
QRコード